頭文字D ～1st stage～

どうもウシです。






正確にはウシ-DEATH-なんですが、それはさておき。


「人間、いやなことがあるとアニメを見る」とはよく言ったもので、私も最近、かくかくしかじかの事情によりアニメを見まくる羽目になった。

ロックに限らず音楽自体そっちのけで、ここ最近はCDは何を買ったかも覚えていない。正直今どきの若いロックバンドにはあまり興味がないし、それと同じようにフジロックフェスティバルに対してもロック的なモノを期待しなくなっている。毎年当然のように苗場に行き、大体予測された範囲内での感動と屋台料理を味わう。もうそれでいいと思っている。しかし私がロックに飽きたかというとそうではなく、私が今まで求めてきたモノを今のロックバンド以外のものの中に見出そうとしているだけにすぎない。

（ ´∀｀ ）









 

「今はクソ音楽ばかりだ。昔は良かった」とよく聞く。しかし私からすると、それは半分正しくて半分間違っている。今と違って昔は愛すべきクソ音楽ばかりだった。だから昔は良かったんだと思う。

例えばひと昔前にレニークラヴィッツのRock’n Roll is DEADという曲があって、当時（今もだけど）何も知らない私は、「今さら何言っちゃってんだよホント死ぬほどカッコ悪い奴だなあ」と思ったものだった。しかし今となっては、彼はロックが死んだことに本気でムカついていて、それを７０年代風のロックでスタイリッシュにやるという最も恥ずかしい方法で大衆に向かって叫ぶという、逆に死ぬほどカッコイイことをやっていたんじゃないかと思うようになった。わかりづらいか。まあいいや。深読みでもいい。自分が具体的に何を指して「ロック」と言っているのかも正直わかっていない。だけど、










ロックは死んだ！！

と誰かに言いたくなる気持ちはよくわかる。





そこで、



頭文字D




なわけです。

 

「頭文字D」とは、豆腐屋の息子藤原拓海が愛車ハチロクで峠の下り（ダウンヒル）をカッとばし、日本中の走り屋とバトルしながら最速ダウンヒラーとして成長していくマンガアニメなんだけど、その面白さについてはさておき、ここでいうところの「頭文字D」とは、みなさんご存知D君のこと。




 

 

このお方















彼に、このたびめでたく第二子がお生まれになるということでまさにめでたいことなのだけど、なぜか予定日が早まってフジロックに重なるのではないかという話に。
フジロックの約１週間前のメールでも、





 

 

現在の状況としてはあと一週間くらいでうまれてもおかしくないと言われたそうです。
木曜にまた病院に行くのでその時最終的に決めたいと思います。

つうか、フツー行かねえしょって思うわ。俺も思った(‘∀`)



そしたら木曜日のメールで、

 

今病院に行ったけど

まあ明日かもしれないし１週間後かもしれないそうです
兆候が出たらすぐ帰るということで了解を得たのでとりあえず前進あるのみで明日駅に集合でよろしいでしょうか？

 

 

行くんだｗ(ﾉ∀`)

 

その後の電話でも、

 

D「兆候でたらすぐ帰って来いバカって言われたよグヘグヘ」

 

U「そんな無理して大丈夫なのかね？」

 

D「いやあ、だってせっかくチケット買っちゃったしグヘヘ」

 
 

このとき、D君のロック魂がまだ死んでいなかったことをうれしく思ったと同時に、私がいくらアクセルを踏み込んでも一生彼には追いつけないようにも感じてしまった。
しかも、レニークラヴィッツがD君のフェイバリットであったことも思い出した日にゃあ、ぐうの音も出ないなと。・・・ってなんだこの強引なつなぎ。

 

なんにせよ年末年始はね、まあ、そこそこにお控えになっていただきたいなと。ハイ。

（ ´∀｀ ）













・・・ま、そういうことで要するに今年もD君N君と３人でフジロックに参加できることになりました、と。

そして、いつ兆候が出てもいいようにD君と私とで２台車を出すことになり、私は「頭文字D」よろしく親父の車を借りて出発したわけです。
















すんませんね長くて