忍者ブログ
~語るべきことなど何もないのに~
[13]  [11]  [10]  [6]  [4]  [3]  [2]  [1
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

(気を取り直して続けます。もう1ヶ月経って忘れそう・・・)













気がついたら辺りは真っ暗。とりあえず光のあるほうへ向かいます。













eac6e51e.jpg




ミラーボール(ヘブンとアヴァロンの間)










こうして画像として見るとべつにだから何?って感じで私もそれは重々承知しているのですが、実際この場所にいるとけっこう綺麗なので撮っちゃうですよね。毎年のことながら、多くの人がミラーボールを一生懸命撮影してました。












e6115f85.jpg




そしてヘブンへ行き、








ebe2329d.jpg

カレー

27edad5f.jpg

カクテル

4f9642b8.jpg

カクテルと









ヘブンのステージ向かって右側のカレー屋さんは毎年アタリといってもよいのではないでしょうか。



まあそれはさておき、グリーンのマイブラまで時間を持て余したので、またフラフラとアヴァロンの原っぱに戻ります。











ea9a8d25.jpg




sleepy.ab(スリーピー)演奏中










これはもう私の中では今年のニューカマーに認定。東京に帰ってさっそくCDを購入しました。バンドのキャリア自体はそこそこあるようなんですが、目立たず地味に活動してたみたいですね。ボーカルの声がママレイドラグとか、あと例えが30代以上限定ですけどナイン完結編でいうところの芹澤廣明に近い気が。あのほら、「真夏のランナー」とかの・・・ってまあいいです。あとギターの音色からはなんとなくLONGPIGSを思い出せますかねえ。バンドの説明をするのに「○○に似てる」とかいうのも知識をひけらかしてるだけのわりに的外れなことが多いので極力避けたいのですが、今挙げた3組はどれも私の激ツボなのでやむなしと。ママレイドラグはともかくとして、芹澤廣明の声とかLONGPIGSの曲などに感じられる、夕焼けが異様に美しく見えたときに感じてしまうような寂しげな雰囲気が、このスリーピーの特徴といえるのではないでしょうか。私は非常に好きです。ええ、ええ、そりゃそうですともよ。












afe41ef2.jpg






てことで、裏ボードウォークを使ってグリーンステージへワープ

















ad4d7d7b.jpg

そしてトイレ前でN君と合流し
56ebbbb5.jpg




PAブース横でマイブラを待ちます



 
 








fb0a9e8d.jpg




始まった
















伝説のロックバンド、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン。

そう言っていいいだろう。90年代のUKロックは一通り押さえているつもりだったが、なぜかマイブラはノーチェック。マイブラといえばLovelessということも一般常識として知ってはいたけどそこどまり。今年のフジに出演すると聞いてもあえて一音も聴かなかった。そして予備知識と先入観を持たずに「マイブラッディヴァレンタイン」と「ラブレス」という2つの単語からどんなライブなのかを想像するだけ。なんとなくそうしたというか、しいて言えば出会ってみたかった。

















5cdcb08f.jpg



7a5e5554.jpg
















実際マイブラのライブを体験してみるに、ギターの音がでかすぎて何を歌っているのか全く聞き取れなかった。延々と同じリフを繰り返していたように感じられたのだけど、なにせ音がでかすぎて全然わからない。最後の曲では20分ぐらいただひたすらギターとドラムを鳴らすだけだった。その轟音たるや、まるでスペースシャトルが発射台のそばにいる気分。大げさでもなんでもなく、本当にそんな感じ。ひたすらギターノイズ。とにかくギターノイズ。とにもかくにもギターノイズ。そこにバランス感覚というものは存在しなかった。








そしてそのバランス感覚のなさこそが、マイブラがまぎれもない本物の「ロック」バンドであることを証明していた。










39f9f3ce.jpg





















かつて時代を作ってきたロックバンドの大半は、最近のに比べて歌が下手だったり演奏が下手だったり、あるいは人として何かが欠けていた。しかしそういったバランスの欠けた人たちの出す音に限って、我々を興奮させる何かが宿り、それがその時代の音として認識されてきた。それはもう客観的な歴史的事実である。マイブラのライブのバランス感覚のなさにも、かつて時代の音を鳴らしていたという風格を感じた。


正直な話、マイブラの演奏が上手かったかどうかは私にはわからない。そこは本質ではない。ただ、歌詞が聞き取れないほどのギターノイズの洪水からはロックの本質、つまり「とりあえずギターを鳴らせ」というごくごくシンプルなメッセージのみ感じた。彼らが音を鳴らす理由はほとんどそこに尽きるのではないか。そうでなければ、爆音だけであそこまでの説得力を獲得できないだろう。あの爆音の説得力に比べれば、おそらく歌詞の内容にさほどの意味はないわけで、だったら聞き取れなくてもさして問題はないのである(こうやって説得力のない文章でマイブラの素晴らしさを説明しようとするのが本当にあほらしい)







b8f079fa.jpg















90年代以降の息の長いロックバンドのほとんどが、色んなジャンルを取り込んで表現に多様性や深みを持たせることで生き延びてきた。それとは対照的に、マイブラのアルバムリリースは2枚で止まったまま20年が経とうとしている。それは、(大人の事情もあったにせよ)彼らがロックの本質しか鳴らせなかったからではないだろうか。
また同時に、20年前の音であってもなお圧倒的なものとして苗場の山に響いてしまったのも、彼らがロックの本質しか鳴らさなかったからではないだろうか。本質的であるということは普遍的であることとほぼ同義で、だから時代を超えて通用する音になりうる。マイブラの音に全く思い入れのない私がそう感じたのだから、再結成バンドによるお寒い懐メロ大会では決してなかったと断言できる。まあもう、なんでもいい。とにかくマイブラは凄かった。







 




(´∀`*) 










24fa8487.jpg



鼓膜がイカレたままオレンジコートヘ・・・

 
PR
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
最新CM
最新TB
プロフィール
HN:
ウシ-rebirth-
性別:
非公開
自己紹介:
絶対誰も気づかないと思いますがdeathは不吉なので改名。
バーコード
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]