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~語るべきことなど何もないのに~
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最近,アイドルが多くて困りません?






昔放送中止になった桃井かおりのCMのセリフっぽく,そんな感じで思うとりました。



AKBなんて歌も踊りも学芸会だし,センターになった子も単体ではテレビ的に持たない。



女の子が夢に向かって努力する姿は素晴らしいし,大人が子どもにそういう「場」を与えてあげるのも大事なことだと思うが,成長するプロセスを見せるから応援してください,つまりCD大量に買って握手しにきてくださいってシステムが未だに理解できない。





田原総一郎氏いわく,AKBの競争には透明性があるから民主主義の本来あるべき姿だとか。
金持ったオジサンに応援された奴が上位に行くシステムのどこが民主主義なのかわからない。株式会社かっつうの。



そもそもCD買うだけで簡単に握手できちゃうような身近なアイドルなんて,もはやアイドルではない。






また,ももクロはヒャダインが関わっているのでそこまで印象は悪くないけど,2年前くらいにサマソニで見たときはあまりピンとこなかった。ていうかモノノフのオジサンの気持ち悪いイメージが強すぎて,ももクロからどうパワーをもらったらいいのかがわからなかった。





AKBはさておき,ももクロからも感じるものがないのはこっちの問題で,アンテナがさび付いてしまったのだろうと思っていた。




しかし今年のサマソニ。



何の気なしに見たBABYMETALのステージでは,今現在のアイドルの輝きと,ヘビーメタルが持つ音楽的強度,普遍性との化学反応が起こっていた。誤解を恐れながら言うと,パフュームのヘビメタ版。




テレビの何秒間かで流れた幼稚な歌詞に先入観を持っていたが,ライブはそれを跡形もなく吹き飛ばすものだった。


「ヘビーメタル」に濁点を1つ入れるだけで「ベビーメタル」という言葉を考えたのがすごいし,その名前に忠実なコンセプトを緻密に具体化しているのもすごい。単なるグループ名ではなく,「ベビーメタル」という音楽の新ジャンルを作ったようなものである。コピペが蔓延するこのご時世にあって,非常に稀有な存在と言ってよい。


その辺のAKBほかテキトーに踊って馬鹿騒ぎしている地下アイドルグループみたいな有象無象とは格が違う。ウエンブリー単独は伊達じゃない。



というわけで,BABYMETALは大アリ。












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最近フィットネスで有酸素運動にホットヨガにゲルマニウム温浴にマッサージといろいろやり始めたおかげで,この季節でも夏バテをしなくなった。

まあ,去年から毎朝バナナジュースを飲むようになってからもそうだったが,今年はサマソニ2日間歩き回った(しかも初日は夜中の2時すぎまで幕張にいた)のに疲れを感じなかったので,やはり効果はあると思う。歳を取って体力が落ちた,疲れやすくなったと感じる人は,それは気のせいでは?と一度疑ってみることをお勧めする。特に,普段から運動不足でストレッチもしない人は,リンパをマッサージでほぐすと効果を実感しやすいと思う。老化は確かにあるけど,まだ自分が思うほどではないようだ。






しかしまあ,どうだろう。郷ひろみの若さときたら。


サマソニで30分のステージを見たがもう,元気元気。もうすぐ60歳ですよ?


いきなりアチチから入って,新旧織り交ぜた曲でずっと若者を熱狂させるパワーは凄まじかった。前にフジロックで見たビーチボーイズとか「大丈夫かな?死にはしないか?」と心配になったものだが,ナマ郷ひろみは本当に若かった。あのパフォーマンスと盛り上がりを見る限り,来年のサマソニのマリンに立つ可能性,十分あるんじゃないか?


あの歳であれだけ若く,しかもスターとしてのオーラを保っていられるのはもちろん素材が大きいと思うが,現役でステージに立ち続けるための努力の賜物に違いない。


私がサマソニ後も疲れなかったのも,郷ひろみのおかげかもしれない。

















2015年は観るべき映画が多すぎて非常に困る。


全部は観られないので,どれかはあきらめなければならない。


その中で進撃の巨人を選ぶ価値はあるのか?と観る前から思ってはいたが,まあでも,分かっていても避けられない作品もある。というわけで観ました。














まず最もダメな点から書くと,原作の核心である「絶望」の描き方が足りない。



たしかに特撮技術で巨人のシーンに迫力を持たせた点は必要かつ十分だった。



しかし,その巨人を目の当たりにした人々の描き方が丁寧でなければ,ただのホラーにしかならない。

13日金曜日のジェイソンならともかく,架空の世界の巨人では現実との距離が遠すぎてホラーにもならない。



架空の世界でも現実世界との距離を近く感じさせてはじめて感情移入ができる。登場人物の絶望を観客も共有できるのである。




架空世界と現実世界の我々をつなぐ手段が役者の演技であり,演技を活かす演出である。しかし,本作は特撮に重きが置かれすぎている。少なくとも演出は高校の演劇部レベル。





役者の演技に関してはエレン役の三浦春馬が一人気を吐いていたが,その他は石原さとみが面白いかなあ程度。


基本,若い役者でアニメの演技を超えることは難しい(だから,リヴァイ役を配置しなかったのは正しい判断だと思う)のだが,三浦春馬の「駆逐してやる」は本当に素晴らしかった。まあそれだけじゃないけど,個人的にはあのセリフでプラマイゼロになった。三浦春馬が好きな人なら十分見る価値があると思う。結局,役者ありきっていうね。






多くのスポンサーの大きな制約の中,世界観を壊すことなく特撮技術や役者の個性を尊重した演出を短い時間に叩き込まなければならない,というのは想像を絶する作業なのだろう。

が,そんなことは素人の知ったことではない。


世界観を壊さないよう配慮することは大事だが,最も重要なのは絶望にこだわることではなかったか。スピルバーグが監督だったら・・・と思わなくもない。





では三浦春馬以外に良かった点はあったか。

春に上映された劇場版パトレイバーを見たときから感じたことだが,今まで日本ではアニメでしかできなかったような作品が,実写版で,違和感なく見られるようになった,というのが感慨深かった。もう5年か10年以内には,実写版ガンダムもできるのではないか。




でもそれは逆に言うと,アニメでしか表現できない分野が狭まることも意味する。


個人的に構わないのですが,まあその点については後日述べることとしましょう。



進撃の巨人の後編もちゃんと観ます。











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絶対誰も気づかないと思いますがdeathは不吉なので改名。
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