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~語るべきことなど何もないのに~
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ソニーが初の無配ということでニュースになっていたが,私もみなと同じく,






まあ,やっぱりなあ・・・




といったところ。

大体,この私がソニー製品ばかり買ってるって時点で世間的に売れない推定が働く。




私は安かろう不味かろうが大嫌いなので,


高かろう美味かろうとは行かないまでも,


そこそこ良い物をそこそこのお値段で




くらいで考えている。
しかし世間的,世界的には,


そこそこ良い物を安いお値段で


が圧倒的なはず。


日本人以外はどうでもいい高画質にこだわってモノづくりが日本の長所と言ったところで売れるわけはない。





でもそれがソニーだけなのか?というとそうとは思えない。


他の国内電機メーカーは経営の構造改革で苦境を乗り切ったというが,ソニーだけが何故失敗したのか。


技術のわからない文系が経営を仕切ってるからとか技術者がヘッドハンティングされたとかそういう,一見まあそうかなと思われる話もあるが,それも果たしてソニー固有のことなのか。

ニュースで語られるレベルの情報では,あまりよくわからない。




まあ,べつにソニーの良いお客さんであること以外何ら利害関係はないのだけど,ソニーのあり方が日本のあり方を体現している気がしてならず,故にけっこう気になる。




ソニーがハード部門でこのまま踏みとどまれるか否かで,今後の日本の先行きも占えるのではないかと思うわけです。


もうね,アイポッドなりアイフォンをマネしたようなウォークマンなんて持ちたくないですw













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いやあ,わかりませんね。






たとえば最近の朝日新聞バッシング。




発端は,慰安婦報道の誤りについて朝日自ら特集記事を組んだことから。





たしかに信憑性のない証言を基に記事を書いたし,日本軍による強制の証拠もないが,強制によって性的自由が害されたことに変わりはない,みたいな感じだった。




それに対して謝罪しろだの廃刊しろだの,さらにほかのネタでも誤報があったとかないとか騒ぎになって結局謝罪会見をするも,それも足りないとかなんとか。









私もどちらかといえば朝日は大嫌いなほうですが,朝日が謝罪すべきとかそういうことはあまり気にならない。




だって,最初から全然信じてないし。








「最初から」は言い過ぎか。



それより気になるのは,なぜ今さら,自ら,批判に晒されるようなネタをばら撒いたのか。


その動機,原因,きっかけ。




全く予想がつかない。


朝日が慰安婦報道に説得力を持たせるためには,信憑性の低い証拠に基づいていたことを自ら認める必要がある,と考えたからなのだろうか。




それはそれでわからんではない。


が,べつにそれをしなければならないタイミングだったとも思えない。


それをしなくても,軍による強制があったと信じ込んでいる人は十分いる。


今回の特集記事は朝日にとってはデメリットの方が多い。





まあ,何らかの政治的な駆け引きがあったんじゃないかなあと。

慰安婦報道の不確実さを世間に公表してもなお守りたい,朝日の社運を揺るがしかねないネタがあったのでは?



・・・と期待しているのですが,そんな裏話があったところでわかるはずもなく。妄想しようにもとっかかりがなさすぎる。




うーん。イマイチつまらない話でしたね。






けっこう前の記事で,


マンガが最初からドラマ化アニメ化を念頭に描かれるせいで,過激さに欠けていてつまらない






てなことを書いたことがある。

それは私が長年読んできた週刊誌「モーニング」を念頭に置いてのことだが,その路線はまだ残っている。最近だと「宇宙兄弟」とか「鬼灯の冷徹」とか?

まあそれはそれで商売なので,よい。












しかし最近,ちょいちょい世間的なタブーに挑戦する作品も載るようになった。

たとえばプロ野球界の金銭面に切り込んだ「グラゼニ」


原発作業員の日常をリアルに描く「いちえふ」


警察組織の腐敗をテーマとする「サクラタブー」



などがそれに当たる。


倫理的な問題提起をしているのも含めると「コウノドリ」もそうかもしれない。








そんなわけでモーニングいつの間にかじわじわと面白くなってきたなーと思っていた矢先,今週,「グラゼニ」が予告なしで突如最終回を迎えた。


理由は(大人の事情)の一言。ずいぶんとわかりやすい。







最近のストーリーはちょうど,球団との契約更改で揉めた主人公がポスティングでメジャー挑戦を果たすもマイナー降格し,なぜか日本の最強チームと契約したところだった。




そのカラクリを描いたのが野球ビジネスのタブーに触れてしまった,ゆえの大人の事情。タイミング的にそうとしか思えない。


実際過去にああいう事例があったかはわからないが,根も葉もない作り話というわけでもないだろう。

まあ,あれをやったら潰されてもおかしくはないかなあと思う。











そういえば,「いちえふ」も毎週連載ではなかったが,第1巻を出して以降,あまり載らなくなった。ネタ切れなのか,それとも大人の事情なのかはわからない。





こうなると私の楽しみは「サクラタブー」のみにかかってくるわけだが,これものっけから国松長官暗殺未遂事件に被せたネタから始まって取り調べの可視化も扱っており,いい意味で危なっかしい。












少し前に,スピリッツ連載の「美味しんぼ」が福島県民はみんな鼻血出してるみたいなことを書いて議論を呼んだが,私はその真否や是非はさておき,雁屋哲氏がエンターテイメントの領域をはみ出てただ過激さに走ってしまったことが残念というか,あれしか方法がなかったのかなあと思ってしまう。




まあ,彼の中では他に方法が「なかった」のかもしれない。


でも結局,今となってはあの騒動自体忘れ去られて「なかった」ことになっている。










アイスバケツはどうか?秋になっても冬になっても被る奴はいるか?冬なら熱湯を被るか?



世の中を変えるのは少なくともパフォーマンスではない。覚悟だと私は思う。








タブーに挑戦する覚悟に加え,権力に潰されない知恵も必要。



それらをバランスよく兼ね備えているか。

どのタイミングで,自滅覚悟のカードを切るのか。

その境界線で戦っている表現者がいつの間にか,漫画に限らずあちこちで増えているのではないか。



そんな気がします。














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絶対誰も気づかないと思いますがdeathは不吉なので改名。
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