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~語るべきことなど何もないのに~
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2013年8月10日



サマーソニック2013開幕



















私は行くのをやめた(笑)。
















チケットは持っていたのだが,前日に熱中症気味になって体調が優れなかったことや,観たいアクトが1つもないという状況を前提に,




1日目を観たことで得られるであろう利益(未知のバンドとの出会い等)と,1日目を観ないことで得られる利益(2日目に万全の体調で臨める等)を天秤にかけた結果,後者が勝ると判断。



2日目のために体力を温存することにした。











観たいものがないのになぜ2日通し券を買うのか?




観たいものがクレジットされたときにはチケット入手困難になるから早めに買っておいたほうがいろんな意味で効率的なんですね。














それにしても暑すぎる。







「暑さで死人が出た」とニュースで聞くとどこか他人事のように錯覚してしまいがちだが,完全に自分事である。私は2日目に幕張に行って痛感した。





もし体調が万全だったら「もったいない精神」で1日目も参戦していたと思うが,おそらく2日目で相当なダメージを負っていたと思う。















ちなみに2日目に同行したA氏は,帯状疱疹にかかっていたにもかかわらずなんとかサマソニに行けるように調整して1日目も参戦したという。






その話を聞いて,なんだか少し自分を情けないと思った。









情けないというか,音楽を楽しみたいという情熱が私の中で少なくなっていることに寂しさを感じさせられた。











しかしさらに聞くと,嫁さんと友達の夫婦の4人で行動してたという。









おっとっと。












やっぱ行かなくて正解だった。

あぶねあぶね(笑)




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健全だなあ。


















この前,テレビで外国の学者さんが言ってましたよ。

異論が出てこない,みんな回れ右な時代は例外なくロクでもない時代なんだって。





そいつはナチスドイツを念頭に置いてしゃべってたけど,日本でもそうだったね。

小泉自民が圧勝したときや鳩山民主に政権交代したときも,たいして異論なんて出なかった。









小泉純一郎は「笑える」という意味で今も好きな政治家だけど,その私からみても,確かに小泉政権はロクでもなかった。






鳩山は今でこそ宇宙人ぶりで世界的レベルの笑い者だが,民主党が政権を獲るまでは大多数の人は,あそこまでひどいとは思っていなかっただろう。

その前から危惧していたのが,皆さんバカにしてるネトウヨの人たちだったってのも知っておくといいと思うけど。





反自民に正義がある


反自民がカッコいい


自民にお灸を据える




と勘違いして民主党に入れた人たちが,たくさんいたんですよ~。


しかも,「あそこまでひどいとは思わなかった」と投票した自分たちの責任はなかったことにして,



全部民主党のせい。鳩山のせい。菅のせい。野田のせい。



まあもう,今じゃあ話題にもしない。




民主党時代は政策の「せ」の字もなかったから異論の出しようもなかったってのもあるか。












それに比べて今は健全です。







アベノミクス?そんな曖昧なものに頼って景気が良くなるのか?





原発再稼働?今から原発なんてありえないでしょw





憲法改正?なんで?













異論の内容が幼稚すぎて取り上げる気になれないけどそれはさておき。


なんであれ異論があること自体,良いことなのです。








某北の国にこんな自由はありますか?ないんです。





こんな自由が当たり前だと思ってはいけません。







もっとも,異論が言いたくても言えない方がまだマシかな。





他者から与えられた見せかけの自由の中で,異論すら思いつかない。



自分は自由なんだと無意識に思い込んでいる。



そういう洗脳された人たちであふれているお気楽な国ですよ日本は。


















ってじっちゃんが言ってた。





こんなことを言うと,








いいじゃないか洗脳されてたって戦争がないんだし。


他の国に比べたら幸せなんだし。









って言われちゃって面倒だから言わないらしいんですが。


結局そこなんでしょうね。



ただし。



現行憲法がアメリカの押しつけ憲法だっていいじゃない。



9条があったから日本は戦争しないで済んだんだし。





なんて言われたら「それは違う」とツッコミ入れるけどね。







なんでみんな,あんなにアメリカが大好きなんだろう?不思議。



まあ,それが洗脳ってものかあ。





アメリカが望んだ以上に洗脳されちゃってるもんだから,

アメリカから「憲法改正すればいいじゃん」と言われても後生大事に守っている。

9条の条文が史上稀にみる悪文であるとしても,誰もそんなこと気にしない。





だって戦争反対なんだもん。

とにかく大事なんだもん。





日本国民の平均的な憲法論議って良くても大体この程度でしょう。













ってじっちゃんが言ってた。









こんなこと書いてる私ってとてもクールでしょ?アピールしたいわけじゃない・・・のだけどもう思われてもべつにいいですわ。


一般人の「憲法」とか「平和」に対する認識があまりに低レベルに見えるので,たまに1人で怒ったり呆れたりしてるだけ。


そーだよ俺は寂しいんだ!(笑



なんてな。








まあ,個人的に安倍ちゃん頑張れと思ってるのを抜きにして。
どこが与党であれ,国会のねじれ状態が解消したのは良いことだと思いますよ。









大丈夫大丈夫!

アベノミクスでなんとかなっからwww










先日,「攻殻機動隊ARISE」を劇場で観てきた。







押井守の映画版攻殻と,その弟子神山健治OVA版攻殻という2つの名作を受け,一体どんな攻殻が出てくるのかー。










その第3段階の指揮官に抜擢されたのが,押井塾出身でもなく監督経験もない黄瀬和哉という人物。
ということで,個人的に期待3割不安7割だったのもわりと優しい目で見ていた方ではないだろうか。










声優陣もすべて総入れ替えで,素子役が坂本真綾。
しかも音楽はコーネリアスこと小山田圭吾。



2人とも攻殻とか全然知らなそう・・・なのに絶対いい仕事しそう!これだけで期待10割!







・・・なんて思っていたら,坂本は攻殻の大ファンだったそうな。












それはさておき実際,いい仕事をしていた。

冒頭のOP曲。コーネリアスらしくもあり,攻殻らしくもある。いつまでも浸っていたい音だった。




ここにコーネリアスを抜擢しようと考えた人も偉いが,ここまで完璧に仕事と自分らしさのバランスを取れるミュージシャンもなかなかいないんじゃないかなあああ。







肝心の本編も,押井版や神山版を踏まえつつも振り回されることのない,攻殻らしい攻殻。60分なのに倍の濃度で話が進む感じ。重厚なのにクドくない。





とりあえずブルーレイは買う。決定。











それにしても。






そもそも何故また攻殻を作るのだろう?


押井版と神山版があればもう十分じゃないか?


確立された攻殻ブランドを食い潰して金儲けか?





という疑念がないではなかった。




というのも,私お得意の「時代の空気吸ってる」理論によれば,攻殻という作品で今の時代にコミットする必然性が感じられない。それはARISEの第1話を観た今でも変わらない。もっともそれは,第2話以降に期待するべきことなのだろう。














昨年公開された「009RE:CYBORG」(神山監督)では,「終わらせなければ,始まらない。」と言って,世界各地でテロを起こし,ドバイに核を落とした。







同時期に公開されたエヴァQもテレビ版の筋から大きく離れて新しい境地に突入しているし,さらに言えば,同時上映「巨神兵,東京に現る」ではモロに,東京どころか世界のすべてを焼き尽くした。












優れた表現者はみな例外なく,愚民共を罰したい欲求を持て余しているものだけど,世の中を良い方向に変えるのに必要なのは,そういうテロ礼賛とか呑気な終末思想ではない。

ただ単に,先に進むためには目の前のことを終わらせなければならないという,シンプルな覚悟なのだと思う。





ここ数年似たり寄ったりな作品ばかり陳列されてきたアニメ業界に対して多少うんざりするところもあったが,そのフラストレーションは受け取る側の我々よりも,作る側の彼らの方が高かったはず。







自分の意思で終わらせれば,後は勝手に始まる。






だから,009とエヴァ破と巨神兵で,いったん終わらせた。




そして攻殻機動隊は,その後の「始まり」を飾るのにふさわしいコンテンツだった。

だから新しいスタッフによってARISEが作られた。

それ以上でも以下でもない,と。









書いていてアニメ業界のことなのか,世の中全体のことなのか,自分のことなのかわからなくなるけど,それは私の文章力がないだけで,とどのつまりはこれら全体を総合したものが「時代の空気」ってことなんですよね。












そういや,制作されないと言われていたスターウォーズのエピソード7から9も制作が決定したとか。ジョージ・ルーカスも「やっぱ終わらせなければ~」って思ったんじゃないですかね?(笑)。


てことでね,終わらせることそれ自体が大事だなって思うんです。

さらに内容が良ければ儲けもんってことで。












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絶対誰も気づかないと思いますがdeathは不吉なので改名。
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