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先日、エアコンから水がボターーーーーっと垂れてきまして。故障なのかドレン管が詰まってるのかわからんということで一応修理を頼みました。
で、原因は後者だったわけですが、管から出てきたのはゴミではなく虫さんの死骸でございました。
カメムシかコガネムシくらいの大きさですが、種類がわからないくらい黒ずんだ虫さんがポロッと転がって出てくる画ヅラの物悲しさといったら。
何が世知辛いって、この暑さのあまり、虫さんが水を求めて管に入ってしまうと。
しかし後ろに下がれないのでそのまま出られなくなってしまうケースが多発しているのだそうです。
まあそりゃそうですよねえ。最近はセミさんも道端によく転がってますし。
私たちの使うエアコンが地球を暑くし、虫さんを呼び寄せて殺す。意図せずして、エアコンが効率的な虫退治マシーンになってるというね。
水を見つけたときの喜びとその後の絶望を想像するだけで泣けてきます。
なんだか非常に申し訳ない。
私たちはべつに君たちを殺したくて冷房ガンガンにしているわけじゃないんだ。地球を暑くしているわけじゃないんだ。
虫たちに捧ぐ唄。
ここで唐突に一句。
虫さんが
エアコンの管で
空洞DEATH
なんつって☆(*^ー゚)b
対策としては、台所の三角コーナー用のネットとかを適当な大きさに切って管の先を覆っておくのが良いようです。
虫さんが入ることもなく、しかも、水をあげられますので。
あんまりきれいな水ではないですが、よろしかったらということで(-人-)
結論から言うと大正解だった。
厳かに登場するジェイ・ジー
このライブを観ていなければ、今年のサマソニについて語る気も起きなかったと思う。
さて。
ヒップホップで頂点に立った男は何人もいるが、頂点に立ち続けているのはこのジェイ・ジーだけだろう(「ヒップホップ」を「ポップミュージック」に置き換えてもいい)。
そんなことは彼の経歴をネットで調べれば簡単にわかる(ちなみにビヨンセの旦那)ことだけどここは百聞は一見にしかずで、この日のライブを見れば、誰でもそう断言できる。それくらい、音から感じられるスケール感が大きかった。スタンド席で四方八方に乱反射する彼のラップと重厚なトラック、それらを浴びながら揺れるオーディエンスの群れ。その光景はまさに圧巻で、アメリカで勝つとはこういうことなのかと思い知らされた。
ライブの前半はロックをはじめ色んな国の音楽を吸収した巨大なヒップホップであり、ポップミュージックが鳴らされていた。そこから中盤のハイライトとしてビヨンセが登場、Empire State Of Mindでニューヨークの風景を見せるという流れ。そこには確かにアメリカという国のストーリー、精神的なルーツが表現されていたと思う。そして同曲はジェイ・ジーとアリシア・キーズのコラボなのだけど、そんなことは全くお構いなし。ビヨンセのボーカルは圧倒的で美しく、ステージ上の夜景を宇宙に変えてしまっていた。
というのもオーバーな表現ではあるが、実際周りも「えー!?」って驚いてたし、私もそのあまりの美しさに危うく嗚咽を漏らしかけた。今まで素晴らしいライブはいくつも観てきたけど、ああいう感動の仕方をしたのは初めてだった。
貫禄ビヨンセ
そもそも私がジェイ・ジーに対して持っていたイメージはもっぱら超有能なプロデューサー(それはそれで全然間違っていないのだけど)であって、ラッパーとしては、声にクセがないというかアクが足りない感じでロック的要素に欠ける印象だった(それはそれで全然間違っていたのだけど)。しかしそのアクのなさも逆に考えれば、どのジャンル、どのアーティスト、どのリズム、どの国のオーディエンス、と何でも親和性を持ちうるといえる。
もっと言うと例えば、北斗神拳は対戦した者の拳を全て我が物とすることができるといわれているが、ジェイ・ジーの無敵さもそういう感じに近いと思う。それはヒップホップという音楽自体が雑食性の高い自由なジャンルであることと無関係ではなく要するに、
ジェイ・ジー=ヒップホップ
ヒップホップ=ジェイ・ジー
と言ってしまっても全然問題ないと思う。
大体これだけ巨大な成功を収めていれば、遅刻するとかステージ上で不遜な態度をとってもおかしくないのに、この日のジェイ・ジーからそのような印象は全く感じられなかった。それどころか、ステージにサマソニ公式Tシャツを着て登場する気の配りよう。謙虚なのか寛容なのか知らないが、こういう大物ミュージシャンもめずらしいと思う。
この分だと、ジェイ・ジーによるアメリカのポップミュージック独占ないし寡占状態はまだまだ続く、ということなのでしょう。
ということで1日目終了。
終わりよければすべてよしな日でした。
メッセにつくなりフローズンなんとかを食して涼む。
そしてソニックステージへ。
座してa-haを待つ
その間、本日のトリについて考える
候補としては、
①JAY-Z
②SMASHING PUMPKINS
③ORBITAL
①はネタにしやすそうだが、ヒップホップのライブゆえに期待値を下回りそうなのがこわい。1曲も知らない。
②もネタにしやすそうだが、知ってるのは初期だけ。というか「サイアミーズ・ドリーム」中心に演ってくれないとたぶん反応できない。ただ、同類が一番多いのはここだろう。
③は1曲も知らなくても楽しく踊れそう。だが、1人で行って「1人で楽しく踊りました!」とかブログで報告することで読んでる人に心配されてしまいそう。
そんなこんなでa-ha開始
自分の音楽視聴歴の始まりというと、大体1985年辺りの洋楽邦楽でした。当時はネットもないし、私も音楽雑誌を買って読めるほどの知力財力もない子供でしたから、情報源は大体テレビかラジオ。洋楽に関してはもっぱらラジオのランキング番組のみで、毎週欠かさず聴いておりました。もちろん、SANYOのWデッキラジカセ。でもヘッドホンは持ってなくて、片耳イヤホンで聴いてた気がする。というか、モノラルではなくステレオであること自体が贅沢な時代でした。
そして、私がそのころの音楽を思い出そうとすると、真っ先に出てくるのがテイク・オン・ミーのイントロなわけです。
まあ、所詮は昔のヒット曲、懐メロといったところでしょうか。これを書いてる間テイク・オン・ミーを50回くらい再生してますけど中毒性までは感じませんものね。
なんつっても、じつはこれ以上a-haについて語れることはあまりありませんで。
なんせ情報がなかったから、メンバーの名前も人数も知りません。テイク・オン・ミーがアホみたいに売れてその後もシングルが1位になったり007のテーマ曲があったのも知ってましたが、元々の方向性としては誠実というか地味なバンドでして、んー、まー、やはりイメージ的には一発屋系だったんじゃないですかねえ。
ただ、この日のライブはというと、私はシングル曲以外あまりついていけなかったわけですが、会場全体としてはコンスタントに盛り上がっておりました。
a-haであれだけ楽しめるってことは少なくとも私よりは年齢上でしょうから、てことは何?○○歳前後がこんなに大勢おるんかいと。もし幕張メッセのこのホール全体がオッサンホイホイになっててこのまま駆除されたらどうしようとか想像すると、なんとなく怖い気がしました。
まあ、そうなったらなったで社会のためかもしれませんが。
あのa-haを観れた。そのこと自体に価値を見出そう。一応、じゃなくて普通にオレは楽しんだ。そう自分に言い聞かせながら、またトリに何を観るかについて考える。しかし今回は本当に悩ましい。
冷静になろう。とりあえずメシ。
ぶっかけラーメンですか
うむ
見た目まずそうだが、実際まずかった。
だいたいラーメンで汁なしのぶっかけって要するにただの手抜きであることは明白なのですが、そのことに気づけない。まだ冷静になれてない。
ラーメンをゴミ箱にぶっかけて次の店へ。
少しは期待できそうな・・・
焼き物系屋台でおいしく食べるには作り置きを避けてできたてアツアツを狙うのが鉄則。
そこで、作り置きが積まれていないことを確認した上で注文。
チーズオムそば
てっきりその場で焼き始めるのかと思いきや、注文してすぐに棚の影からチーズオムそばが「はいよ~」って出てくる、その画ヅラに吹いた。
せめて、できたてであるかのように振舞うのが商売上の道徳ってかもういいや。きっと店の人間は「うまいこと釣れた」とか思ったことだろう。私はというと、朝のカレーから騙され続けてもはや怒る気力もなくなっていた。一応全部食ったが味は想像通り。もう色々と諦めた。
それより、この日の流れが全体的によろしくないことのほうが気になった。
トリに何を観るべきかますます悩ましくなる。
すると、遠くでAKBっぽい曲が流れてきた。
恵比寿マスカッツ・・・って?
遠めからステージを眺めてみるに、明らかに強烈なピチピチ感を感じる。なぜならそこに大量の女子がいる。大量のノースリーブのワンピースが色とりどりでとにかくまぶしいって日本語がおかしくなってるが少なくともAKBよりはかわいく見える。逆に客席は野郎どもの汗で充満しておりもはや毒ガスレベル。
私も近くへ行って撮影を試みるも、カメラをいじってるだけで係員がツカツカ寄ってきた。移動してからカメラを構えると、追っかけてきて即注意を受ける。その後もチラチラとこちらをマークしているので、わざとカメラを持ってウロウロして嫌がらせしてやりました。そのときは
見るからに紳士なオレ様をwwwwwwwキモヲタ扱いとかwwwwwwwwwwwwwww
とムカついてたが今冷静に振り返るに、どー見てもキモヲタの逆ギレでしかない。彼は正しかった。
それはさておき、とにかくそのガードの固さには驚いた。この娘たちは下手するとAKBよりも熱いのではないか?しばらくすると、メンバーの自己紹介が始まる。
麻美ゆまで~す。
かすみりさで~す。
Rioで~す。
(以下略)
なるほど。
a-haの場合とは逆で、私はこのグループを知らないのに、なぜか主要メンバーの顔と名前は知っていた。「リオ」と読んで「Rio」と書くことも知っていた。私のパブリックイメージの関係上ここで多くは語れないが、そういうこともあるとしか言いようがない。
望遠で盗撮
マスカッツのステージが終わり、屋台をうろつくが何も手を出せない。てかトリどうしよう。
ダイノジのエアギター開始
たしかこの段階ではスマパンとオービタルの2択にまで絞っていた。
が、ダイノジのステージから流れてきたCreep[Radiohead]のギター音がなんだか弱々しく聞こえてしまったのをきっかけに、突如JAY-Zに決めた。
普段の生活ならともかく、少なくともフェスという非日常において無難に送りバントではつまらない。ホームランか三振かで行くべきだと考えた。どれを選択すれば満足しやすいかではなく、どれで失敗すればネタになりやすいかという発想。
・・・若干悪い癖な気もしてますが。
マリンへダッシュ
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