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~語るべきことなど何もないのに~
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「明日ママ」新たに2社がCM中止…8社中5社が放映しない異例の事態

 児童養護施設を舞台にした日本テレビ系の連続ドラマ「明日、ママがいない」(水曜、後10・00)の番組スポンサー2社が、29日放送予定の第3話から、CM放送を見合わせることが24日、わかった。

 新たにCMを見合わせるのは、富士重工業と日清食品。22日放送の第2話からすでにエバラ食品工業、JX日鉱日石エネルギー、キユーピーの3社がCM放送を見合わせており、これで提供8社中5社のCMが放映されないという事態となった。

 富士重工業の広報担当はデイリースポーツの取材に対し「お客さまの声や、社会的な影響を考慮して」と理由を説明。日清食品も同様に、社に寄せられた消費者の電話などが理由とした。残る花王、小林製薬、三菱地所の3社は、現状では第3話以降もCMを放送する予定だという。

デイリースポーツ2014年1月24日(金)20:58

















フォアグラ弁当の発売中止 「残酷」指摘でファミマ

 ファミリーマートは24日、28日に予定していた「ファミマプレミアム黒毛和牛入り ハンバーグ弁当~フォアグラパテ添え」の発売を取りやめると発表した。フォアグラについて消費者から「残酷な食べ物だ」と指摘があったという。

 フォアグラは、ガチョウやカモなどに大量の餌を食べさせ脂肪肝の状態にした肝臓で、フランス料理などに使われる食材。

 ファミマは「一般的に受け入れられている食材と認識して発売を決めていた。不快に思われた方には申し訳ない」(広報担当者)としている。

2014/01/24 17:01 【共同通信】













個人的には,カネを払った人間だけが文句を言えるべきだと思っている。

カネを払っていれば,どんな細かいクレームでも言っていいと思っている。


しかし世の中的には,そういうことにはなってないらしい。






ドラマに影響を受けて差別が助長されるおそれがあるとか,どんだけ視聴者を馬鹿にしてるのかなと私は思うけどね。まあ,「倍返しだ!」があんだけ流行ったんだからしょうがないのか?







フォアグラに至ってはもう,ね。
期間限定「キン肉マン」の味のフツーさを黙って我慢した私には,到底思いつかないクレーム。









クレームを受けてこれからドラマの表現には配慮します,フォアグラは使いません。


結果,どこを見ても似たり寄ったりなドラマ,お弁当で溢れる。







要は,何の科学的根拠もない,雰囲気。

この「雰囲気」に基づくクレームが,世の中を動かすという意味で一番威力が高い。

何故なんでしょうね。日本だけなのかは知らないけど。








まあもう,私は中年なんでね。

世の中のつまらなさに耐える覚悟もできつつあるわけですが。


若い人達に風穴開けて欲しいなとも。

だけどみんなスマホをいじるのに夢中っていうね。






みんなテレビよりスマホを見てるのに,テレビで何やったって構わねえだろって話ですよ。













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昨年末,高畑勲監督の「かぐや姫の物語」を観た。

第一感を一言で言うと,



よくわかんねえ



だった。






(アニメーション作品としてすごい)ことくらいはわかったが,無教養な私は「竹取物語」のあらすじもよく知らないから,何を足したり変えたりしたのかがわからない。

「姫の犯した罪と罰」というキャッチコピーも私を混乱させた。正直今でもよくわからない。



何より気になったのは,なぜ2013年にこの話を映画にするのか,時代の流れの中での必然性がわからなかった。

実際,関係者のインタビューを読むに,構想も含めた制作期間が長い(なんせ故・地井武夫がクレジットされてて驚いたくらい)のは,高畑監督がなかなか動かなかったことが大きな原因だったらしい。それはおそらく,高畑監督自身も必然性を強く感じていなかったからではないかと勝手に推測する。





時代との兼ね合いを常に考え,答えを出してきた宮崎駿と対照的であるが,だからといって高畑勲が劣っているということでは全くない。






物語として日本最古といわれる「竹取物語」。



それが長い間語り継がれてきたのは時代に流されない普遍性の強さ故であるし,普遍性を描くことにかけては高畑勲の右に出る者はいないのであるから,両者のマッチング自体には必然性はあったと思う。



ただ,普遍性の強さ故にタイミングはいつでも良かった。だから長いことかかった。単にそれだけのことかもしれない。

しかし私は,時代の中での必然性の有無に目を奪われてしまい,「かぐや姫の物語」という映画の美しさがよく理解できないでいた。







ところが最近,ある漫画の最終巻をきっかけに理解できたような気がする。

その漫画とは,



「おやすみプンプン」


 by浅野いにお


なのです。




かぐや姫とうまくつなげられるかわかりませんが,続きます。
























俺はカネが好きだ。

なぜかといえばカネはすべての代わりになるからだ。

命も買える。幸せも買える。夢も買える。

その上で「かけがえのないもの」ではないから好きだ。

逆にいうと「かけがえのないもの」みたいな希少価値に腹が立つ。

~2013年12月28日放送「恋物語」ひたぎエンド 貝木泥舟~





幸せになることだけが目的ではない。

幸せになれなくても漫画家にはなれるはずだ。

~同上~







今年はいろいろあったろう。いろいろ,つらいこともあったろう。

だからよ,忘れたいことも忘れたくないことも,今日を自分の今日にしろ!

自分だけの今日に向かって,そっと歌え。

今日ですべてが終わる。

今日ですべてが変わる。

今日ですべてが報われる。

自分に向かってそっと歌いやがれ。

いいか,声に出さなくてもいいぜ。自分だけに歌え。

自分だけの今日に向かって,自分だけの今日に,歌え!

~第64回紅白歌合戦 春夏秋冬2014 泉谷しげる~








人に誇れるモノを持たなきゃいけない理由はないわけで,不幸になる自由もある。

誰もが幸せにならないといけねーなんて,とんでもない。

~朝日新聞2014年1月1日 ビートたけし~










違う表現者が違う場所で同じような表現をするというのは偶然でもあり,時代の空気に則った必然でもある。

たまたま自分の問題意識のフィルターにひっかかった表現だけをピックアップしたにすぎない,と言われれば否定はできないが。








泉谷のステージで印象的だったのは,演奏中,手拍子をくれた観客に対して



「拍手してくれなんて誰も頼んでねーぞ」





と拒否してみせたことである。

目の前の観客ではなく,テレビの向こうで1人戦う人々に語りかけていた。つまり世の中の善意が行き渡らない人々に対して。



泉谷のロックは,悪態ついてカッコつけるだけはないのである。

常識や正論でしかモノを語れない奴に限って匿名掲示板でチマチマと批判をしたがるのだけど,そんなものは泉谷にとって屁でもない。覚悟が違う。




泉谷は愛されているが,孤独でもある。

むしろ孤独だからこそ愛すべきである。




したがって2014年の冒頭,私は

泉谷最高!!


と結論せざるを得ない。










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絶対誰も気づかないと思いますがdeathは不吉なので改名。
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