忍者ブログ
~語るべきことなど何もないのに~
[92]  [93]  [94]  [95]  [96]  [97]  [98]  [99]  [100]  [101]  [102
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。





もうダメ。間に合わないのでまとめて行きます。





ベストアクト

1.SPIRITUALIZED/サマーソニック東京2日目ソニックステージ
洋楽CDを1枚だけ無人島に持っていくなら、迷わずLadies & Gentlemen We Are Floating In SpaceかLive At The Royal Albert HallかLazer-guided melodiesかPure Phaseを選ぶ私でも、彼らのライブの実力を侮ってたというか忘れてました。音楽の神様みたいのがもし降りてくるとしたら、ああいうステージなんだろうなと真顔で言えます(´ω`) 実際降りてきてましたしね。ええ、ホントホント。
来年リキッドルームにまた神が降りてくるそうなので、とりあえずcometogetherのイントロでロックンロール!!!って叫んできますわ。





2.MyBloodyValentine/フジロック1日目グリーンステージ
以前書いたようにこれも衝撃でした。にもかかわらずCD買ってませんがそれは、あのライブのインパクトと比べて激しく聴き劣りしそうだからです。なんかね、今年デジカメでフジロックとかマメに撮って気づきましたけど、本っ当無駄でしたね。あの轟音を浴びた記憶。それを思い切り自分の中で美化して増幅させてしまえばいいんだと思います。





3.UKAWANIMATION!/フジロック3日目レッドマーキー
今年初めてフジ3日目を徹夜したわけですが、あの時間帯のレッドマーキーはどのアクトもハズレがなく本当にラッキーでした。そして何より、UKAWANIMATION!のライブを体験したことはさらにラッキーでした。FREETEMPOを観た感動などどこかへ吹っ飛んじゃいました。音とかステージのヤバさで言うとケミカルが近いかもですね、非常に大雑把ですけど。私とライブに行ったことある人みんなに体験して欲しかったなあ。





4.Perfume/サマーソニック東京1日目ダンスステージ
将棋倒しになりそうになったのなんて、ミッシェルがテるときのライブ以来ですよ。とにかく男たちの群れ、群れ、群れ。
曲間のMCでハタチののっちに「大丈夫?」と聞かれて、

ウオーー!と雄たけび返す野郎ども


とその中にいる汗だらけの私(30代)こんな自分が嫌いじゃない。
口パクとかいろいろ言われますけど、それを言うのは彼女たちのライブを体験してからにして欲しいものです。彼女たちは、秋葉系の人からもJ-POP好きの人からも、そしてロックファンからも求められた。私がパフュームのライブで興奮したのは、そういうジャンル分けが無効になる場面に遭遇したから。もちろんこの現象は今だけのものです。だけど、すっげー楽しかった。





5.Radiohead/10月5日さいたまスーパーアリーナ
彼らが現象になることはもうないでしょう。でもライブは非常に素晴らしかった。










ベストアニメ(↑に行くと一般人向け、↓に行くとアニヲタ向け)






1.魍魎の匣
実写映画のほうは観てませんけど、たぶんこっちのほうが良く出来てるんじゃないでしょうか(なんせ京極夏彦自身が見ても来週はどうなるんだろうって思わされたとか)。被害者の少女たちだけでなく、ストーリーも最初はバラバラに見えて意味不明だったりしますが、それらがクライマックスでカチカチと気持ちよくつながって行きます。映像も音楽も文句なし。後述する黒塚といいキャシャーンといい、マッドハウスの仕事に間違いなしと。





2.魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~
第1話で、親友が好きな男の子に告白するのを応援するため、主人公ソラが真夏の美瑛に雪を降らせるシーンがある。といってもいかにもアニメ的な降らせ方ではなく、ビニールハウスの中だけのささやかなもの。私はその魔法の「遣い」方にヤラれてしまった。そしてソラが魔法士になるための研修先が下北沢だった。下北沢には私の母の実家があって小さい頃からよく行き来していた(店とか全然知らないけど道は良く知ってる)ので、観ていてとても懐かしくなった。
話は、ソラが魔法士になるにあたっていろんな人と出会い、恋をするという、ありきたりなもの。しかし私がそう感じなかったのは、そのありきたりな人生にかけられた魔法のせい。その魔法はべつにソラだけでなく、私もあなたもみんな持っているはずのもの。それが何なのかは、これ以上クサい文章にするのもなんですし観た人だけが感じていただければと思います。ありきたりな話にしては少し意外な結末になりますが、私はハッピーエンドと解釈すべきと思ってます。





3.RD潜脳調査室
SFの良し悪しは、現実離れした世界を描いていても今の現実世界の問題を解決する鍵を提示できるかどうか。そうだとすると、この潜脳調査室は非常に良質なSFアニメといえます(「攻殻」を観ていない人は、作品中の専門用語を公式HPで参照しないと置いてけぼりをくらう可能性がありますが・・・)老人と女子高生、アンドロイドと人間、さらには人間と地球が各々の属性を越えてつながっていく様はいささか夢物語すぎるように思えますが、こういう品の良い夢ならつきあっても損はないかと思います。





4.黒塚
首が飛ぶわ日本刀がノドを貫くわ胴体が真っ二つになるわともう、気持ちいいくらいに殺ってくれます。アクションシーンの迫力、スピードは軽くK点越え。黒蜜に対するクロウと久遠の想いが激突する第11話はとにかく圧巻。アクションシーンをただの見世物ではなく、重要な感情表現の手段としている点が、迫力を増す要因になっていると思います(次点のキャシャーンSinsも然り)
オチはあまりにベタすぎるので面食らいますが(原作者の名前が・・・)、具体的なことはあまり細かく考えずに観るのが吉でしょう。おそらく黒蜜は、永遠に愛され続けたいという女性の欲望を象徴しているのでしょうね(女性のことはよく知りませんけどね!w)





5.マクロスF
とりあえずその、「愛・おぼえていますか」を何回も観た私が言えることは、



モー何も言えねえ


ですね(言うけど)。河森総監督が「大人が本気で遊ぶとどうなるか思い知らせてやる」と豪語したとかしないとかそのへんはさておき、マクロス25周年記念作品として構想を何年も練ったとあって、80年代、90年代、そして00年代を総括する総決算といえる作品。しいてケチをつければ、アイディアがありすぎてギュウギュウ詰めになってしまっている所がいくつかある点ですかね(初代みたいに急遽延長しちゃえばよかったのに)。アクションシーンでは「スピード(「スピード」ではない)に重点を置いてるところとか、歌自体のクオリティもさることながら、歌とストーリーのシンクロに対するこだわりは尋常じゃない(特に第7話は映画レベル)ですし、もうホメるところを挙げだすとキリがありません。
なんにせよとにかく、K坂さん(妻子アリ)に公の場で、「私、シェリル好きなんですよねえ・・・」とか真顔で言わせてしまう点も含めてすごいな、と。



・・・ま、私もシェリル派ですがそれがナニカ問題でも?






次点1 キャシャーンSins
重いテーマ。抽象的なセリフ。ワンパターンな展開。なのに観れてしまうのは、マッドハウスクオリティと古谷徹の熱演によるところが大きいでしょう。キャシャーンに人の原罪を重ねて、一体誰が、どんな救いを得られるのか。結構難しい。

次点2 天体戦士サンレッド
神奈川県川崎市溝の口付近を舞台に繰り広げられる正義と悪の戦い」ってあまりにローカル。正義の味方が悪の組織の怪人たちに敬語使わせたり引越しを手伝わせたりしてどっちが正義かわからない点は、正義の仮面の下に悪が潜む現代社会の病理を浮き彫りにしているわけでは全然なくて、単なるギャグアニメ。髭男爵の2人が声優で参加している(かなりハマリ役)ことからも、その辺りのお笑いが好きな人ならたぶんツボに入るんじゃないすかね。ちなみに、ウサギのぬいぐるみでできた怪人ウサコッツのかわいさは尋常ではありません。









ということで、一応今年の記事はこれにて終了です。
今年もお世話になりました。また来年よろしくお願いします。(´・ω・`)
PR








洋楽には洋楽の、邦楽には邦楽の良さがあるのであって、PUFFYや少年ナイフがアメリカでウケたからといって松田聖子や宇多田ヒカルよりも優れているわけではないしそもそも比較する意味もない。と言いつつも、電気やコーネリアスなどが海外で評価されていると聞くと、「やっぱ俺が好きな音楽は海外でこそ評価されるんだよな~ウンウン」などと都合良く自画自賛してみたり。





こんな風に洋楽好きが邦楽を下に見るみたいな歪んだ発想はじつは邦楽内部にもあって、さらに下に見られているのがアニソンではないかと。アニヲタさんは基本的にアニメ(の中のロボットや美少女)が好きですけど音楽に関するハードルは低いので、作り手もあまり音楽に力を入れてこなかったということはあるかもしれません。






そういう事情を前提に考えると、最近ラルクやdir en greyがヨーロッパのフェスに出たとかヘッドライナーを務めたなんてニュースはもう驚いてしまうわけです。洋楽一筋な人からすると、知識のないガキの前で洋楽の猿真似してキャーキャー言われてるだけに思われてそうな(私は思ってないですが)、そんなバンドが海外のフェスに出てしまった。どんなバンドでも海外でツアーをやるだけなら勝手にやれますけど、フェスに出るってことは確実にニーズがあるってことです。しかもラルクの海外人気に火が点いたのはアニメの主題歌がきっかけらしいですから、アニソンの枠も邦楽の枠も飛び越えての活躍にもう軽くパラダイムシフトを起こされてる気がします。

てことでアニソンといえども侮れない状況になってきていますが、今年私が気に入ったベスト10を以下YOUTUBEでご紹介します(画面右下に高画質にできるもの有)







1.儚くも永久のカナシ/UVERworld(機動戦士ガンダムOOセカンドシーズン)

2.SYSTEMATIC PEOPLE feat.マキシマムザ亮君(マキシマムザ ホルモン)/WAGDUG FUTURISTIC UNITY(黒塚)

3.wanderland/9mm Parabellum Bullet(RD潜脳調査室)

4.青い花/カラーボトル(キャシャーンSins)

5.溝ノ口太陽族/manzo(太陽戦士サンレッド)

6.星間飛行/中島愛(マクロスF)

7.乾いた花/micc(魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~)

8.Wants/GRAPEVINE(無限の住人)

9.DISCOTHEQUE/水樹奈々(ロザリオとバンパイアCapu2)

10.FOREVER WE CAN MAKE IT !!!/THYME (to loveる)



結局私がアニメやドラマや映画をほめたりけなしたりする基準は、音楽を重視しているかどうかに尽きるように思います。もっと極端に言えば、作り手の「この音楽がいいんだ!」というこだわりが感じられれば私の好きでない音楽でも許せるけど、こだわりが感じられなければ、私の好きな音楽であっても見る気がしないのですよね。べつに洋楽でも邦楽でもアニメでも映画でも演劇でもなんでも時代の空気を吸っていない表現は退屈なのであって、その道具として音楽は非常に重要な役割を持っていると私は思います。そういう意味では、私が最近のドラマよりもアニメに目が行きやすいのは自然なことかなと思います。

















忙しいのに年内にまだあと3回記事を更新する予定ですんで、さくっと行きます。









1.Midnight Madness
  /The Chemical Brothers(「Brotherhood」収録)
tocp66830.jpg







フジロックをたいそう気に入ってるらしく、よく来日してくれる彼ら。もはや来日してくれすぎてありがたみがなくなっている感もあるけど、先日出たベスト盤を聴くと、彼らがダンスとロックの頂点を同時に極めた奇跡的な存在であることを再確認させられます。この曲みたいにベース音だけで踊れるナンバーが出てくることからして、まだまだ爆弾のようなアルバムを落としてくれそうな気配を感じます。












2.惑星のポートレイト5億万画素
  
UKAWANIMATION!(feat石野卓球×萩原健一)
avcd31395_170.jpg







ショーケンこと萩原健一がこの曲を瀬戸内寂聴のところに持っていって聴かせたってエピソードからして笑えるんだけど、そうしたくなるのも無理はないかなあと。最近だと、彼が少々逮捕歴の多い役者なだけでなく、もともとテンプターズでデビューしたれっきとしたシンガーだったことを知らない人は、結構多いんじゃないかと(もちろん私もその1人)。私がシンガーとしてのショーケンを知ったのは何年か前の「うたばん」だったけど、そのステージでの彼の放送禁止レベルの存在感といったらもう。そのキレっぷりはクスリを打って痙攣しているようにしか見えませんでしたからね。このシングルを聴くと、(そのインパクトには及ばないまでも)彼が痙攣している光景が浮かぶようです。卓球のトラックもカッコよすぎるけど、ショーケンがとにかくハンパねっす。










3.桜の花、舞い上がる道を
  /エレファントカシマシ

UMCK-5193.jpg






たとえば、必殺の名曲「俺たちの明日」の、


10代 憎しみと愛入り交じった目で世間を罵り
20代 悲しみを知って 目を背けたくなって 町を彷徨い歩き
30代 愛する人のためのこの命だってことに あぁ 気づいたな

季節は過ぎてそれぞれの空 オマエこの頃 何想う


みたいな詞であったり、この「桜の花、~」であったり、「新しい季節へキミと」であったりと最近の活動をみると、完全に復活したと断言できます。復活も何もべつにスランプじゃなかったかもしれないけど、なんにせよ世間が再びエレカシを必要とし、宮本浩次がそれに応えられる状況が整ったことは確かです。次に出るアルバムはきっと売れることでしょう。四の五の言わずにとにかく聴いてそして泣けと。そう思います。










4.呪文 - MIROTIC/東方神起
RZCD-46059.jpg







いくら物好きでもK-POPまで手を広げるほどヒマじゃないし(つもり)、どうせEXILEの韓国バージョンなんでしょ?とか見くびってた私が愚か者でしたよ。本国では「扇情的」であるとの理由で未成年への販売が規制されている同曲ですが、この扇情的、というのも最近のJ-POPに欠けてきている要素ではないでしょうか。ポップスは誰でも共感できるものでなければならないのだけど、それはEXILEの歌のように日常会話で話せるようなこと(それはそれで大事ですが)じゃなくて、自分でも気づかない人間の本能に訴えるようなものでなければつまらない、と私は思います。そういう表現は外国語だからやりやすいということもあるかもしれませんこの曲に関しては日本語版よりも韓国語版のほうが全然かっこいい)が、そうであれば、
これからも日韓の未成年たちをどんどん扇情していただきたいと思うのです。









5.おしゃれ番長feat.ソイソース/オレンジレンジ
SRCL06891.jpg






capsuleの「more more more」と迷いましたが、こちらにします。前々から思っていましたが、この人たちは本物のバカですね。正確には「おバカ」ですかね。「おバカ」といっても、たとえば羞恥心が足し算の計算ができないようでじつは自分のキャラを計算してクラスの人気者になったのとは違って、この人たちはもう、最初から教科書なくしちゃってるわいつも教室の窓の外を眺めてボーっとしてるわで成績のつけようがない感じ。よくパクリが多いとか叩かれますけど、たぶん本人たちはそういうクラスのみんなが好きそうな議論にあまり関心がないんじゃないですかね。ポッキーのCMでこの曲をダンス込みで聴くとイライラする人も結構いるようですが、それはたぶん、その人が常識人だから。常識人をイライラさせる、バカな人を踊らせる、というのはもともとロックの役割であって、だからつまり、オレンジレンジはロックである
と。「また何でもかんでもロックにつなげて・・・」と思われるでしょうけど、私はオレンジレンジというグループの面白さはここにあると思っています。








てことで、次回はみなさんお待ちかねのアニソンベスト5(ぇ

(´ω`)






<< 前のページ 次のページ >>
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
最新TB
プロフィール
HN:
ウシ-rebirth-
性別:
非公開
自己紹介:
絶対誰も気づかないと思いますがdeathは不吉なので改名。
バーコード
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]