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~語るべきことなど何もないのに~
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1日目ビーチステージ







8月18日と19日は本当、大雨か晴れるかの二択な二日間でした。



私の目当てはメインがニューオーダー、サブできゃりーぱみゅぱみゅくらいなもので、かといって屋台飯食いまくるのも飽きてきたし。

なので半分以上はお笑いステージでヒマ潰した感じでしたね。



ダイノジ、猫ひろしなどまあまあな有名どころから、
阿佐ヶ谷姉妹、ななめ45°、スギシタヒロシなど知る人ぞ知る的な、
あるいはガッポリ建設のように知らないほうがいいようなグループまで(笑)


今はもう、お笑いに「ブーム」と名がつくほどの盛り上がり、熱気のようなものは感じられなくなってきてますね。
定着したってことでしょうからべつに私が危惧するようなこともないのですが。





そういう意味ではロックのほうがもっと先輩なわけで。
夏フェスだと言っても世間的に定着というか、これからくるぜ、まだまだ熱いぜ的なモノを感じなくなっているのも私だけではないでしょう。


現場の当事者が一番危機感持っているんだろうなあ、というのは、今年のサマソニにきゃりーぱみゅぱみゅ、ももいろクローバーZが出ていたことからもわかる。







実際ももクロに対する注目度は異常で、物販でももクログッズ購入者とそれ以外とで列が分けられていたくらい。並んでる間中、ももクロの話ばかり聞こえてきた。







ニューオーダーと時間が被っていたので会場近くを通ったに過ぎないが、客層も臭そうなオジサンだけでなくカップル子供連れチャラ男とかなり幅広い層を取り込んでいるようだった。聞いた話では相当盛り上がったらしい。







他方、きゃりーぱみゅぱみゅは見ることができた。ほとんど予備知識なしだったが楽しかった。中田ヤスタカの魔法が、今はパフュームからぱみゅぱみゅに移っているのかな~と。2日目のパフュームも良かったけど、これからくる感はなかった。当たり前か。






最近熱いとされる、ももクロ、ぱみゅぱみゅ、AKBを見ていると、やはり「一見幼稚なモノ」が流行るのだなあと思う。

今までもずっとそうだったかもしれないが、最近はなんかもう外見的に幼稚、それでいてよくよく見ると手が込んでいるモノが流行っている感じ。





「幼稚」という言葉を使うと否定的なニュアンスを拭えないのだけど、この言葉以上に適切な表現が見当たらないので使っているだけで、べつに卑下したいわけではない。


たぶん、流行らせるためには幼稚な要素が不可欠なのでしょう。



我々は大人になっても子供の部分を完全に失うわけではない。

子供として楽しめる部分は残りつつ、大人にならなければ楽しめない部分も増えてくるだけの話。



結局、幅広くウケるモノというのは、人の持つ原始的な感覚を刺激しているのであって。




だから、大人がももクロぱみゅぱみゅAKBを好きになるのは何ら不思議ではない。








「大人として振舞うべき」という社会的制約が弱まってきている以上、当分この傾向は続くのだろう。




私のロック好き、アニメ好きもそういう流れで理解できる(・・・ような)。






そんな私でも、AKBは好きになれないし、ももクロも様子見だが、ぱみゅぱみゅは一発で好きになれた。




その違いはまたいずれ詳しく書く事になるかと思います(あんま自信ないけど)








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2日でかき氷4杯食って、私もまだまだヤングだなと。













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結論から言うと大正解だった。






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厳かに登場するジェイ・ジー











このライブを観ていなければ、今年のサマソニについて語る気も起きなかったと思う。





さて。

 

 


ヒップホップで頂点に立った男は何人もいるが、頂点に立ち続けているのはこのジェイ・ジーだけだろう(「ヒップホップ」を「ポップミュージック」に置き換えてもいい)

そんなことは彼の経歴をネットで調べれば簡単にわかる(ちなみにビヨンセの旦那)ことだけどここは百聞は一見にしかずで、この日のライブを見れば、誰でもそう断言できる。それくらい、音から感じられるスケール感が大きかった。スタンド席で四方八方に乱反射する彼のラップと重厚なトラック、それらを浴びながら揺れるオーディエンスの群れ。その光景はまさに圧巻で、アメリカで勝つとはこういうことなのかと思い知らされた。






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ライブの前半はロックをはじめ色んな国の音楽を吸収した巨大なヒップホップであり、ポップミュージックが鳴らされていた。そこから中盤のハイライトとしてビヨンセが登場、Empire State Of Mindでニューヨークの風景を見せるという流れ。そこには確かにアメリカという国のストーリー、精神的なルーツが表現されていたと思う。そして同曲はジェイ・ジーとアリシア・キーズのコラボなのだけど、そんなことは全くお構いなし。ビヨンセのボーカルは圧倒的で美しく、ステージ上の夜景を宇宙に変えてしまっていた。

というのもオーバーな表現ではあるが、実際周りも「えー!?」って驚いてたし、私もそのあまりの美しさに危うく嗚咽を漏らしかけた。今まで素晴らしいライブはいくつも観てきたけど、ああいう感動の仕方をしたのは初めてだった。











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貫禄ビヨンセ


 





そもそも私がジェイ・ジーに対して持っていたイメージはもっぱら超有能なプロデューサー(それはそれで全然間違っていないのだけど)であって、ラッパーとしては、声にクセがないというかアクが足りない感じでロック的要素に欠ける印象だった(それはそれで全然間違っていたのだけど)。しかしそのアクのなさも逆に考えれば、どのジャンル、どのアーティスト、どのリズム、どの国のオーディエンス、と何でも親和性を持ちうるといえる。
もっと言うと例えば、北斗神拳は対戦した者の拳を全て我が物とすることができるといわれているが、ジェイ・ジーの無敵さもそういう感じに近いと思う。それはヒップホップという音楽自体が雑食性の高い自由なジャンルであることと無関係ではなく要するに、


ジェイ・ジー=ヒップホップ

ヒップホップ=ジェイ・ジー


と言ってしまっても全然問題ないと思う。






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大体これだけ巨大な成功を収めていれば、遅刻するとかステージ上で不遜な態度をとってもおかしくないのに、この日のジェイ・ジーからそのような印象は全く感じられなかった。それどころか、ステージにサマソニ公式Tシャツを着て登場する気の配りよう。謙虚なのか寛容なのか知らないが、こういう大物ミュージシャンもめずらしいと思う。
この分だと、ジェイ・ジーによるアメリカのポップミュージック独占ないし寡占状態はまだまだ続く、ということなのでしょう。










ということで1日目終了。


終わりよければすべてよしな日でした。







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焼き鳥で〆










 







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メッセにつくなりフローズンなんとかを食して涼む。


そしてソニックステージへ。






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座してa-haを待つ













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その間、本日のトリについて考える












候補としては、

①JAY-Z

②SMASHING PUMPKINS

③ORBITAL





①はネタにしやすそうだが、ヒップホップのライブゆえに期待値を下回りそうなのがこわい。1曲も知らない。カップルばかりであろう空間に突撃して1人で感動できるものか全く予想がつかない。


②もネタにしやすそうだが、知ってるのは初期だけ。というか「サイアミーズ・ドリーム」中心に演ってくれないとたぶん反応できない。ただ、同類が一番多いのはここだろう。


③は1曲も知らなくても楽しく踊れそう。だが、1人で行って「1人で楽しく踊りました!」とかブログで報告することで読んでる人に心配されてしまいそう。










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そんなこんなでa-ha開始














自分の音楽視聴歴の始まりというと、大体1985年辺りの洋楽邦楽でした。当時はネットもないし、私も音楽雑誌を買って読めるほどの知力財力もない子供でしたから、情報源は大体テレビかラジオ。洋楽に関してはもっぱらラジオのランキング番組のみで、毎週欠かさず聴いておりました。もちろん、SANYOのWデッキラジカセ。でもヘッドホンは持ってなくて、片耳イヤホンで聴いてた気がする。というか、モノラルではなくステレオであること自体が贅沢な時代でした。
そして、私がそのころの音楽を思い出そうとすると、真っ先に出てくるのがテイク・オン・ミーのイントロなわけです。










まあ、所詮は昔のヒット曲、懐メロといったところでしょうか。これを書いてる間テイク・オン・ミーを50回くらい再生してますけど中毒性までは感じませんものね。

















なんつっても、じつはこれ以上a-haについて語れることはあまりありませんで。

なんせ情報がなかったから、メンバーの名前も人数も知りません。テイク・オン・ミーがアホみたいに売れてその後もシングルが1位になったり007のテーマ曲があったのも知ってましたが、元々の方向性としては誠実というか地味なバンドでして、んー、まー、やはり
イメージ的には一発屋だったんじゃないですかねえ。


ただ、この日のライブはというと、私はシングル曲以外あまりついていけなかったわけですが、会場全体としてはコンスタントに盛り上がっておりました。





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a-haであれだけ楽しめるってことは少なくとも私よりは年齢上でしょうから、てことは何?○○
歳前後がこんなに大勢おるんかいと。もし幕張メッセのこのホール全体がオッサンホイホイになっててこのまま駆除されたらどうしようとか想像すると、なんとなく怖い気がしました。







まあ、そうなったらなったで社会のためかもしれませんが。














あのa-haを観れた。そのこと自体に価値を見出そう。一応、じゃなくて普通にオレは楽しんだ。そう自分に言い聞かせながら、またトリに何を観るかについて考える。しかし今回は本当に悩ましい。

















冷静になろう。とりあえずメシ。






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ぶっかけラーメンですか







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うむ











見た目まずそうだが、実際まずかった。






だいたいラーメンで汁なしのぶっかけって要するにただの手抜きであることは明白なのですが、そのことに気づけない。まだ冷静になれてない。






ラーメンをゴミ箱にぶっかけて次の店へ。










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少しは期待できそうな・・・









焼き物系屋台でおいしく食べるには作り置きを避けてできたてアツアツを狙うのが鉄則。
そこで、作り置きが積まれていないことを確認した上で注文。






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チーズオムそば








てっきりその場で焼き始めるのかと思いきや、注文してすぐに棚の影からチーズオムそばが「はいよ~」って出てくる、その画ヅラに吹いた。
せめて、できたてであるかのように振舞うのが商売上の道徳ってかもういいや。きっと店の人間は「うまいこと釣れた」とか思ったことだろう。私はというと、朝のカレーから騙され続けてもはや怒る気力もなくなっていた。一応全部食ったが味は想像通り。もう色々と諦めた。



それより、この日の流れが全体的によろしくないことのほうが気になった。

トリに何を観るべきかますます悩ましくなる。









すると、遠くでAKBっぽい曲が流れてきた。






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恵比寿マスカッツ・・・って?









遠めからステージを眺めてみるに、明らかに強烈なピチピチ感を感じる。なぜならそこに大量の女子がいる。大量のノースリーブのワンピースが色とりどりでとにかくまぶしいって日本語がおかしくなってるが少なくともAKBよりはかわいく見える。逆に
客席は野郎どもの汗で充満しておりもはや毒ガスレベル。
私も近くへ行って撮影を試みるも、カメラをいじってるだけで係員がツカツカ寄ってきた。移動してからカメラを構えると、追っかけてきて即注意を受ける。その後もチラチラとこちらをマークしているので、わざとカメラを持ってウロウロして嫌がらせしてやりました。そのときは






見るからに紳士なオレ様をwwwwwwwキモヲタ扱いとかwwwwwwwwwwwwwww





とムカついてたが今冷静に振り返るに、どー見てもキモヲタの逆ギレでしかない。彼は正しかった。

それはさておき、とにかくそのガードの固さには驚いた。この娘たちは下手するとAKBよりも熱いのではないか?しばらくすると、メンバーの自己紹介が始まる。








麻美ゆまで~す。




かすみりさで~す。




Rioで~す。




(以下略)



















なるほど。










a-haの場合とは逆で、私はこのグループを知らないのに、なぜか主要メンバーの顔と名前は知っていた。「リオ」と読んで「Rio」と書くことも知っていた。私のパブリックイメージの関係上ここで多くは語れないが、そういうこともあるとしか言いようがない。








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望遠で盗撮










マスカッツのステージが終わり、屋台をうろつくが何も手を出せない。てかトリどうしよう。









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ダイノジのエアギター開始








たしかこの段階ではスマパンとオービタルの2択にまで絞っていた。


が、ダイノジのステージから流れてきたCreep[Radiohead]のギター音がなんだか弱々しく聞こえてしまったのをきっかけに、突如JAY-Zに決めた。
普段の生活ならともかく、少なくともフェスという非日常において無難に送りバントではつまらない。ホームランか三振かで行くべきだと考えた。どれを選択すれば満足しやすいかではなく、どれで失敗すればネタになりやすいかという発想。
















・・・若干悪い癖な気もしてますが。









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マリンへダッシュ










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絶対誰も気づかないと思いますがdeathは不吉なので改名。
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