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~語るべきことなど何もないのに~
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というわけで、1日目に見たライブについてサクッと触れていきます(´ω`)






Lily Allen
歌声がどことなく似ていなくもないことから勝手にポスト・ビョークかなと思っていたし、実際アーティストとしての評価は結構高いようである。そしてそんな印象に流されて2ndも買ってしまった私ではある。もっと言えば、プロデジーの新譜と一緒にレジに持っていったりして、HMVの店員に
(俺ってちょっと通な感じじゃない?)的アピールをしてしまった私でもある。

しかしライブを観た感想は、かわいいなとただそれだけだった。ま、それで十分すぎるのだけれど。かわいいというよりキュートと言ったほうが正確かもしれない。子供から大人に変わる時期特有の色気に英国的な気品がバランス良くブレンドされていて、まあ要するにすごいかわいい。


D君( ´∀`)「Lily Allenかわいいよね。アルバム買おうかな。」



ウシ( ´∀`)「うん」




D君( ´∀`)「Lily Allenかわいいよね。アルバム買おうかな。」



ウシ( ´∀`)「うん」




D君( ´∀`)「Lily Allenかわいいよね。アルバム買おうかな。」



ウシ(;´∀`)「うん」




D君( ´∀`)「Lily Allenかわいいよね。アルバム買おうかな。」



ウシ(;´∀`)「うん」




D君( ´∀`)「Lily Allenかわいいよね。アルバム買おうかな。」



ウシ(´・ω・`)「うん」




D君( ´∀`)「Lily Allenかわいいよね。アルバム買おうかな。」



ウシ(´・ω・`)


とループしたのも無理はない。
もっとも、見た目のかわいさとは裏腹にパンキッシュな詞があったりする一方、いかんせん曲がバラエティに欠けるので、すぐにもういいやとなる。ライブもアルバムと一緒だった。とりあえずライブを観られて気が済みました。3rd以降はD君にお任せしたいと思います。


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オルケスタ・デ・ラルス
過去に散々言ってますけど、もうロックはいいや。いやロックはいいけど、ロックだけなんて耐えられない。もっと楽しい音楽が他にもあるんだから楽しみましょうよと。つくづく思います。サルサですよサルサ。彼らの音楽を楽しむ姿を見ているだけで、自然と楽しくなれます。2日目のスカフレイムスといい、このテの楽しい音楽を鳴らすステージがある限り、私はフジロックを絶対的に支持します。


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PAUL WELLER
もう、50歳は越えているであろうに、あの長身にあの細身。ドラッグとかアルコールのせいではないであろう健康的な細マッチョボデーに、赤ラインVネックの黒い長袖シャツが妙に決まってた。あんなのが街中で歩いてたらマジびっくりするだろうな。
私がポール兄貴を知ったのは、ジャムでもスタカンでもなくブリットポップの影で大復活を果たしてから。だからThe Changing Manしか知らなかったし、Shout to the topがジャムの曲であることも今回初めて知った次第(ジェネシスの曲かと勘違いしてた)。前半はポップなナンバーが多く後半はディープで退屈なナンバーが中心だったが、雨の中ギター抱えて歌う兄貴の姿はとにかくカッコ良かった。
というか、それを観ていた私たちも当然雨の中。もはや雨の印象しかありません。


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OASIS

60年代から70年代のロックは、カリスマがギターを鳴らしてメッセージを歌い上げる、反抗の音楽だった。悪く言えば、ギターを鳴らして反抗的な歌を歌っていさえすればロックですよと言える呑気な時代でもあった。
そして80年代の産業ロックを通過して90年代。カリスマはいなくなり、ギターノイズの威力もなくなり、反抗すべき敵も見えにくくなるにつれ、「(従来の)ロックは死んだ」という前提に立たなければ、ロックは表現としてのリアリティ、説得力を保てなくなってきた。それを過激にやってみせたのが例えば、RADIOHEAD(KID Aによるギターロックの否定)だったり、Nirvana(自殺によるカリスマの否定)だったと解釈している。


しかし今思えば、ビートルズ等々60年代から70年代の偉人たちを堂々とパクって登場したオアシスも、ロックにオリジナリティはほとんど残されていないことを自ら証明してみせた点で、いかにも90年代的な意味を持つロックバンドだったのではないか。そして、その手法はビートルズ、ジョンレノンを神のように崇拝してなされたことでオマージュと呼ばれ、90年代風にアレンジされたことで世界中に受け入れられた。

実際、今も昔もビートルズには全く興味はないが、私にとってはオアシスがビートルズだったのかもしれない。オアシスがデビューした当初はアルバムシングルを全部買ってはそれらを並べて眺めたりベストを作ったりインタビューをすべて切り抜いてたり。あるいはギャラガー兄弟がケンカしてホテルの部屋がメチャクチャになったとかリアムがライブをすっぽかしてノエルが弾き語りでしのいだとかアンコールは一切やらないとかそんな記事を読んでは、大変ワクワクしたものだった。




あのときは確かに、私の生活の半分はオアシスを中心に回っていた。



・・・そこまで好きだったのに何をきっかけに醒めたのか全然覚えていないのだけれど、まあたぶん4thアルバムからは買っていない。あれは一過性の恋愛感情のようなものだった。

というか我ながら結構薄っぺらいなと(ノ∀`)




そんな状態で迎えた2009年、個人的に4回目のオアシスのライブは、今までで1番良かった。最近は「神」だの「鳥肌立った」だのと安易に使われる傾向にあるけど、Supersonicは明らかにであり鳥肌モノだった。あれより美しいロックナンバーがあるなら教えて欲しいよ。まあ、たくさんあるんだろうけどさ!
それに、歌いだす前のリアムの仁王立ちスタイル。タンバリンを口にくわえ、客にガンを飛ばしてから歌う。てか歌いながらガン飛ばしてる。これまた「カリスマ」なんかも使い古された安易な言葉だけど、その立ち振る舞いを観るに、
つくづくリアムはカリスマであることよのうと思わず詠ってしまうくらいの存在感。いや、全く期待してなかったのに、すごい得した気分になりました。


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絵は気にしないでください。はい、あの、クリックとかしなくて結構ですんで。















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さて、今年も恒例のフジロックフェスティバル@苗場スキー場に行って参りました。




















車を2台出すことや、1週間後にひたちなか海浜公園に行く関係上、とうとう買いましたよカーナビちゃんを!!


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ジャジャーンヽ(・∀・` )ノ









今時のカーナビは、4~5万出せばそこそこの性能のものを買える時代になっておるんですよ奥さん。
この親切すぎてしつこいボイスナビが、心配性かつ地図の読めない私にとって非常に心強い。











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いつもここで脇に出られなくてはまっていた









おかげですんなり井荻トンネルをクリアし、N君を拾うことに成功。
この時点で朝7時すぎなので、鼻をほじってても11時のスカパラないし11時半のギターウルフには間に合ってしまう。
ちょwwwwwwwやべーぜカーナビwwwwwww○| ̄|_
























と思いきや。












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集中豪雨@関越
(≧▽≦)












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渋滞@湯沢IC付近
p(≧▽≦)q














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並ぶ@リストバンド引換所
(p≧▽)p
















結果、12時過ぎに会場入り(´ω`)…












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萎える気持ちを鼓舞すべく、一路ニッサンところ天国へ。









そして、








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食べる。







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食べる。







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食べる。











結果、
















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ケータイ電池切れ(#^ω^)









雨が強いのでデジカメを車に置いて、携帯のみで撮影するつもりだったが、充電不十分でソッコー使用不能。
今までの私ならフジロック前に携帯を充電しないで行くことはなかったのになんだろう。もう歳か。









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認めたくないものだな・・・若くないがゆえの過ちというものを。










おかげでこの日はそれ以降、撮影なしで過ごすことに。











それにしてもこの日はよく降った。



フジロックで雨が降らなかった年なんてほとんどないのであって、むしろフジは雨を楽しむフェス。しかしこの日は、1500円のママチャリ運転用ポンチョと3000円の雨合羽の2枚重ねでは、胴体以外ズブ濡れ状態。夜には雨水が首から胴体に侵食し始め、独り言で
「装甲がもたない!」を連発する始末。つくづく、雨対策に金をケチってはならないと痛感した次第。






でないと無駄に体力を消耗し、普段溜まった疲れとあいまって追い討ちをかけてくる。そんな状態では雨を楽しむゆとりを維持するのも困難。この日みたいに混雑しようものならなおさら。







結局まともに雨が降ったのは金曜だけだったけど、あれだけ断続的に降られてしまうと、3日間ずっと雨だったような錯覚に陥る。








今年のフジロックは、全体的にそういう印象でありました・・・ハイ(´ω`)


















もはやいつのことかわからなくなってますが、2日目の朝。





















まあ、言われてみればたしかに・・・




















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太った(  ´∀`  )




















写真だとネタにするほどには見えないけど、やっぱりいかんなと思った。
つくづく運動不足。この前なんて、激辛カレー食っただけで右足痛めたし。

























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てことで出発今日もいい天気~


















































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太ったっていいじゃないウシだもの




























(´∀`*)





























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お?






































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・・・




























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ちょwwwwww○| ̄|_















宿と会場のちょうど半分あたりで、ゆうべ宿でN君に「コレ簡単に外れちまうよな~」って言いながらリストバンドを外したのを思い出した次第。





過失割合はどう考えてもD:N:U=0:0:10





ここはひとつ、丁寧に頭を下げて宿へカムバックしていただきました。



















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ホント会場で気づかなくてよかったッス


































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ビールで2人に誠意を示す








































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そしてまた一人、山奥へと


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アヴァロン食堂にて

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朝食といえばやはり








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デジカルビ串アンド

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カルビクッパ





















そのころちょうど、ジプシーアヴァロンでNGOヴィレッジトーク【六ヶ所村の真実】なるものが始まりました。
テーマには興味ありませんでしたが、Shing02の名前がクレジットされていたのでひと目見ておこうと。
















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左からどこかの市長さん、Shing02、鎌仲監督、ア・シード・ジャパンの女の子

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真実をラップするShing02


















記憶がおぼろげですが要するに、



六ヶ所村の原発から出た物質が爆弾としてイラクの子供の上に降っていると。
原発以外に地球に優しい発電方法が日本にはあると。
しかしそういう情報はメディアには乗らない。
なぜなら、原発でうまい汁吸っている人たちがメディアを支配して真実を隠蔽しているからだ、と。

そういった現状を変えるため、鎌仲ひとみという人が映画【六ヶ所村の真実】を作りました、とそういうことでした。


今こうして不自由なく生活できていることの遠い結果イラクの子供の生命が脅かされているという現実が存在するとして、私たちはそのことにどれだけ想像力を働かせるべきか。私はさきほどコンビニで買ってきたかぼちゃプリンを食べては黒烏龍茶を飲みながら、ふとそんなことを考えてみる。

鎌仲さんという人は、わざわざイラクに行って被爆した子供たちと接してきたらしい。とてもかわいそうに思ったそうだ。そうやって現実に直接触れることについて私は何ら否定するものではなく、むしろメディアから与えられた情報に踊らされている自分のほうこそ卑下すべき存在であると思っている。しかし、それでも何かある種の違和感を感じずにはいられない。ぶっちゃけ真実を語る我にこそ正義があらんとする左翼的な雰囲気が少々鼻についたことはさておき、表現方法の問題として、アングラは所詮アングラでしかないという限界を2人のアーティストがどう認識しているのだろうか。


当たり前すぎる話だが、正しい事実認識がなければ正しい判断なり評価はできない。しかしだからといって真実それ自体に世の中を正しい方向に導く力があるわけでもない。もし本気で世の中を変えたければ何を言うかよりもどう言うかが問題であって、メディアで真実を語れないからって地下室で吠えていてもさほどの効果はない
極端なことを言えば、私は多少のウソをついてでもメディアを支配していこうとするアーティストのほうが、現実をより深刻に、より的確に把握できているのではないかとすら思う(私は好きじゃないけどマイケル・ムーアとか伊丹十三とかああいう感じ)。ミュージシャンなら、サザンなりミスチルのようにミューステなりうたばんなりに出て、自分に関心のない大多数の人たちにメッセージを伝える機会を少しでも増やすのが、世の中を変えるための現実的な方法ではないだろうか。Shing02の新譜「歪曲」は世の欺瞞を暴く力作だったかもしれないが、私は視聴盤10秒でお腹いっぱいになった。物好きな私ですらそうなのだから、物好きでない大多数の人たちがどうなのかは推し量るまでもない。メディアが不当に支配されているからアングラでしかやれない、というのはアーティストとして敗北宣言しているようにしか聞こえないのですけど、それって厳しすぎますかねえ。























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最後の最後に本当にどうでもいい質問をするまじめなフジロッカー(写真中央)































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まあそんな暑苦しい話は置いといて・・・

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カレーアンド


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カクテルと






































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そして鈴木慶一/Captain HATE and The Seasick Sailors feat.曽我部恵一を待ちます

 


































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登場







ステージ的にもロック史的にも、ムーンライダースの鈴木慶一をメインに語るのが礼儀であることはわかっている。だけど、ここは無理やり曽我部恵一のみに話を絞りたい。



といっても何と表現すればよいのかわからないが確実に言えるのは、曽我部恵一は、私の中で最も大きな比重を占めるアーティストだということである。私はこの人より艶のある男性ボーカリストを他に思いつかない。「赤い」と歌えば赤い風景が見えるし、「緑」と歌えば緑の風景が見える。「愛」と歌えば(ry

・・・とまあ臭い言い方になるけど、筆を使わずして歌うだけで絵を描いてしまうのだから、アーティストを超えて本当に魔法使いなんじゃないかとすら思う。ていうかもう、曽我部が好きな下北のカレー屋に行って握手してもらいたいよホント。

サニーデイのアルバムはそこそこ買っていたが、こんな風に彼を崇拝するようになったのはサニーデイ解散前の「LOVE ALBUM」あたりからだった。そのころからずっと私はこの人の描く風景やインタビューでの発言に影響されてきた。もっと赤裸々に言えば、ずっとああいう大人になりたいと憧れていた。実際今でも、この人の通った道の遥か後を歩いてなんとかついていこうとしているつもりである。とにかく、解散からソロになって「瞬間と永遠」までの曽我部恵一は、目指すべき絶対的な存在として私の中で君臨していた。







が、それ以降の作品において、彼はひたすら青春時代に帰ってロックンロールし続けている。大人になろうと悪戦苦闘している私をよそに、どんどん少年化している。今年出た曽我部恵一BANDの新譜なんて、よりによって「キラキラ!」である。いい年してなんつうタイトルかと。アラフォーになってもロックンロール!とかキラキラ!とかそんな恥ずかしいタイトルのアルバムなんてそんなもん、一日一回は必ず聴いてたに決まってるじゃないですかそりゃもう、ずるい!ずりぃぃぃぃ!もだえながら聴いてましたよ。





若いときは背伸びしたり影のある人に見せかけようとして、表現が妙に大人っぽくなる傾向にある。もっともそういった背伸びが、若いときの等身大のロック表現だったりする。しかし、本当に大人になってくると、背伸びして見栄を張ろうとか自分を大きく見せることに興味がなくなってくるので、あけすけもなくはじけるようになる。ここ最近の曽我部のキラキラっぷりはとても若々しいけれど、それは一度大人になったがゆえにはじけたということなのだろう。そういう意味では非常に大雑把だが、曽我部恵一の表現は「瞬間と永遠」の前後で二分するとわかりやすいのかもしれない(実際、ハルコちゃんが生まれたのもソロになってからだった気がする)。




そんな曽我部に影響を受けてか、最近は周りの女性に子ども扱いされてもむしろそれをよしとしてしまう自分がいる。自分が子供なのはもうしょうがないと思えるようになっただけ大人になれたのかもしれない。曽我部が実際に子ども扱いされているかどうかはわからないしそもそも自分には嫁も子供もいないけれど、真似できるところは真似していきたい、そんな風に思う今日この頃のウシでした。










・・・と思っていたら、サニーデイが最近再結成したとかしないとか。モー転がるのが速すぎて全然ついて行けませんよ!!!どーする俺。



















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ウーム(´∀` )






















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絶対誰も気づかないと思いますがdeathは不吉なので改名。
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