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~語るべきことなど何もないのに~
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少し前に、関東各地で「黄色い雨が降った」と話題になっておりました。
















気象庁によると、それは花粉であると。





←いや今まで花粉の時期でも黄色い雨は見たことないんですけど。





今年は例年に比べて花粉の量が非常に多いから雨が黄色くなった。






←いや黄色い雨にガイガーカウンター当てたら反応が強く出たんだけど。






反応が出ていないところもある。そんなにいうなら顕微鏡で見てみろ。






←花粉でした。いやでもチェルノブイリでも黄色い雨が…。

 

 











気象庁や研究機関、個人のブログ等のやりとりを混ぜたうえでざっくりまとめると、大体以上のような感じ。






私も
youtubeで見たときはアチャ~思いましたが、結論としては、花粉とみてよいかと(=絶対安全とは限らないけど)



なにせ顕微鏡は結構でかい。







ストロンチムやプルトニウムが空気に触れたり酸化すると黄色になるとかいわれているみたいですが、私はその辺の知識が全くわかりません。ネットで調べても、専門家によるそのような解説が見当たらない。

チェルノブイリのときに黄色い雨が降ったというのはどうも事実らしいのですが、それにしては、そのことについて書かれた資料が少ないなあ。



広島長崎で「黒い雨」が降ったことをさしおいて、チェルノブイリ付近で黄色い雨が降ったという「言い伝え」だけで押せるものなのか。
原爆なら黒いけど原発事故なら黄色いとか?







ここでいったんリセットします。







たとえば・・・ですよ?









「チェルノブイリ 雨」でググると、こんな記事がありましたわ。

チェルノブイリ原発事故で死の灰からモスクワを救うためにどうしたか?








うむ。




さすが
旧ソ連ですね。
やることが違う。





そしたら後は、その記事の中に書いてあった「ヨウ化銀」に「色」とかを加えてググってみると・・・?









うんうん、なるほど。












全   然

わかりませぬwwwwww○| ̄|_





















ただ、なぜ資料が少ないのかはわかるような気がしてきますね。

ロシアではなく旧ソ連時代というのがミソ。

私も当時幼かったとはいえ、黄色い雨なんて今回の件で初めて知ったしなあ。














そこで再度結論を述べますと、フクイチ以外の日本のどこかで、爆発音が鳴ったりしていないことを祈るしかない、ということになります。








ちなみに、黄色い雨の原因が「放射性物質ではなく黄砂なら大丈夫」と思っている人もいるようですが、それは二重に誤りの可能性があります。



まずウィキによると、

「黄砂の色は、黄土色、黄褐色、赤褐色などに近い。空が黄砂に覆われた場合、粒径が小さい・濃度が低いときはミー散乱により白っぽく霞んで見え、粒径が大きい・濃度が高いときは太陽光が黄砂粒子を透過・屈折することで概ね黄褐色~赤褐色に見える。」



とあります。これを信用するのであれば、地面にたまった雨の跡が黄色く見えるとは考えにくい。




また、仮に黄砂だったとした場合、大丈夫どころか逆に放射能より危険な可能性があります。





なぜそう思うにかついては・・・まあ、これ以上社会主義国にケンカを売るのも怖いのであえて触れませんが、いずれにせよ黄砂の飛散状況の予測は気象庁で公開されおり、ケアしやすいとはいえるでしょう。
 










今宵はこれまで。






・・・あれ、なんだろこんな夜中に客が(ry





 

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原発の是非についてドイツのテレビで公開討論が行われた、なんてニュースがありましたが、さすがヨーロッパは民主主義のルールが(少なくとも我々の国よりかは)きちんと整っているのだなと羨ましく感じた。






民主主義は、ただ選挙の時に投票できますよってだけの制度ではない。





投票の目的は言うまでもなく政治の場に民意を反映させることだけれど、ただ民意を反映させればいいというのでは、

「自民にお灸を据えるために一度民主にやらせてみる?」


となる。






昔ドイツで、

「一度ナチスにやらせてみる?」ってなったのと一緒。

だから学んだんだな・・・。




結果、自民
じゃなくて自分にお灸が据えられましたよってそれは前にも書いたか。たいしてうまくねえか。








適切な情報が流通し、それを元に討論をして民意の質を高めていくのが、健全な民主主義の「前提条件」なんですね。






自分の中にある民意の質を高めようとか思ったことあります???私はないね。









日本の民主主義は民主主義でないといわれるのはそういうこと。








かつて自民党の議員が投票率は低いほうがありがたいとかナメたことを言って叩かれたこともあったっけ。国民の政治的無関心にあぐらをかいた結果が、今の体たらく。








かといって、今の政府は政府で東電叩きをすることで相対的に自己の正当性を必死にアピールしようとするセコさ。


清水社長が震災当日に自衛隊のヘリでどうだったとかをこの時期に持ち出すヒマがあったら(ry









やはりですね、官僚と連携の取れない素人集団よりは、官僚とズブズブでも連携の取れる大人たちのほうが絶対にマシでしたよ。

私は官僚と癒着がどうとか全く興味がないのでね。果たしてそこが本当に自民党の叩くべきポイントだったのかなあと。


まあたぶん私は民意とはズレてるんだけど。







とはいえ。



あれだけ小沢さんが不信任案提出してくれれば応じますよとはっきりサインを出していたのに、アホな民意が怖いのかそれとも小沢さんが怖いのかそれとも公明党に気を遣っているのかなんだか知りませんが、堂々と野党でがんばります宣言してしまう(すいませんまだそこまで言ってなかったみたい)谷垣自民党さんにはほとほと呆れさせてもらいましたよ。

小沢さんのサインが泥舟であった可能性は多分にあるけれども、それでもなお小沢さんとわたりあえるしたたかさが、今の自民党にはないのかもしれない。



せめてですよ。

国民、特に被災者のためを思うのなら、悪魔と契約するくらいの覚悟は見せて欲しかったよなあ。

復興会議はもちろん大事だし結構なことだけど、被災地はまだ被災中なんだし。



ま、きっと何かしら複雑な事情がおありなのでしょう。








ちょっと最近話が暗いですかね。

本当はもうちょっと面白い、けど暗くなってしまう話があるのだけど、それはまた時間ができたときに。




最後は少しだけ正気になれそうなネタをご紹介。


第一原発行ってきた質問ある?
http://workingnews.blog117.fc2.com/?no=3826

第一原発行ってきた質問ある?パート2
http://channelz.blog118.fc2.com/blog-entry-753.html



















たとえば放射性物質の影響についてド素人の私が、極めて論理的に考えてみる。








「ただちに健康に影響がない」とは、5年後10年後には何らかの影響を及ぼす可能性があることを意味する。






その「何らかの影響」には、深刻な影響も軽微な影響も良い影響も含まれる可能性がある。






日本人にとって、この辺はもはや言わずもがなの常識でありましょう。






次に、各自治体などで計測されている放射性物質は、福島原発から飛散した放射性物質のすべてを捕捉しているわけではない。







そのため、計測されていない放射性物質があるか否か、あるとしてもその数値はわからない。











ちょっと前にツイッター民が鼻血を出したのは放射性物質が原因かもしれないと騒いだことがあった。


実際そのころ私も、右の鼻の穴の奥が不自然な痛み方をした。正直ビビッた。




そこで私は、放射性物質で鼻血が出るくらいならそいつはすでに死んでいるはずであって、死んでないということは放射性物質でないはずだと自分に言い聞かせた。もっともそれは例の「ただちに」かもしれないがしかしとにかく今は痛まない。嗚呼。




原因は放射性物質だったかもしれないが、大量の花粉や黄砂の可能性も十分ある。まあでも、原発事故が花粉のひどい時期でなかったらどうだったのだろうか、気にはなる。









適量の放射性物質は、むしろ体に良いと述べる専門家もいるという。







その証拠の1つとして、普段から放射性物質を浴びる機会の多い放射線技師やパイロットの発ガン率が少ない傾向にあるなどといわれる。







その証言を信用するか否かはもちろん自由。






ただし、放射線技師やパイロットが浴びる放射性物質と、原発事故や広島長崎の原爆や大国がこっそりやった核実験によって浴びせられた放射性物質が同じ性質のものとは断言できまい。







およそどの分野であれ、学者の言うことは素人が思っている以上にバラバラなもの。






学者の言葉は決して信仰の対象ではなく、あくまで参考の対象にすぎないと心得る。







チェルノブイリの半径何キロ以内の人たちが元気そうに集会をしているところをテレビで見たという人もいるかもしれない。








しかしそれは、チェルノブイリの周りが思っているほど危険ではないわけではなく、単に死人がテレビに映れなかったにすぎない。

さらにいえば、その番組を撮ったのがロシアのテレビ局かもしれないこともヒント。









人間、老人になれば体のどこかが調子悪くなるのは当然のことで、死ぬまで病気とうまく付き合っていく必要がある。らしい。





それと似た話で、情報をコントロールする側に立てなかった我々は、「正確な情報を知り得ない不安」と付き合っていく必要があると感じる。







その不安に耐え切れずに不確実な情報を信じ込んだり過度に怖がるのは、まさに情報をコントロールする側の方々の思う壺。




でも、今の環境に未練がない、きっかけが欲しいと思っている人なら、今回の件で関東より西、あるいは外国に移住するのはいい判断だと思う。ていうか論理的。







情報が規制されたどこかの独裁国家を見ては、日本はあんなんでなくて良かったなあなどと他人事のように思ってた時期もありました。






しかし、そんな自分たちだって、情報を過不足なく与えられていると信じ込まされている。その「可能性」は否定できない。







なんてな。


自分であれこれ考えすぎてノイローゼになるだけならまだしも、それを撒き散らして周りを不安にさせるのは東電よりも罪深い。





のですが、とりあえず「奴隷は自分が奴隷であることに気づけないからこそ奴隷」であって自分もそこに組み込まれてしまっている可能性。こういう基本的なことを出発点に、これからも色々と考えて生きたいと思うわけです。


以上、今日のコラムでした。






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絶対誰も気づかないと思いますがdeathは不吉なので改名。
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