~語るべきことなど何もないのに~
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たとえば放射性物質の影響についてド素人の私が、極めて論理的に考えてみる。
「ただちに健康に影響がない」とは、5年後10年後には何らかの影響を及ぼす可能性があることを意味する。
その「何らかの影響」には、深刻な影響も軽微な影響も良い影響も含まれる可能性がある。
日本人にとって、この辺はもはや言わずもがなの常識でありましょう。
次に、各自治体などで計測されている放射性物質は、福島原発から飛散した放射性物質のすべてを捕捉しているわけではない。
そのため、計測されていない放射性物質があるか否か、あるとしてもその数値はわからない。
ちょっと前にツイッター民が鼻血を出したのは放射性物質が原因かもしれないと騒いだことがあった。
実際そのころ私も、右の鼻の穴の奥が不自然な痛み方をした。正直ビビッた。
そこで私は、放射性物質で鼻血が出るくらいならそいつはすでに死んでいるはずであって、死んでないということは放射性物質でないはずだと自分に言い聞かせた。もっともそれは例の「ただちに」かもしれないがしかしとにかく今は痛まない。嗚呼。
原因は放射性物質だったかもしれないが、大量の花粉や黄砂の可能性も十分ある。まあでも、原発事故が花粉のひどい時期でなかったらどうだったのだろうか、気にはなる。
適量の放射性物質は、むしろ体に良いと述べる専門家もいるという。
その証拠の1つとして、普段から放射性物質を浴びる機会の多い放射線技師やパイロットの発ガン率が少ない傾向にあるなどといわれる。
その証言を信用するか否かはもちろん自由。
ただし、放射線技師やパイロットが浴びる放射性物質と、原発事故や広島長崎の原爆や大国がこっそりやった核実験によって浴びせられた放射性物質が同じ性質のものとは断言できまい。
およそどの分野であれ、学者の言うことは素人が思っている以上にバラバラなもの。
学者の言葉は決して信仰の対象ではなく、あくまで参考の対象にすぎないと心得る。
チェルノブイリの半径何キロ以内の人たちが元気そうに集会をしているところをテレビで見たという人もいるかもしれない。
しかしそれは、チェルノブイリの周りが思っているほど危険ではないわけではなく、単に死人がテレビに映れなかったにすぎない。
さらにいえば、その番組を撮ったのがロシアのテレビ局かもしれないこともヒント。
人間、老人になれば体のどこかが調子悪くなるのは当然のことで、死ぬまで病気とうまく付き合っていく必要がある。らしい。
それと似た話で、情報をコントロールする側に立てなかった我々は、「正確な情報を知り得ない不安」と付き合っていく必要があると感じる。
その不安に耐え切れずに不確実な情報を信じ込んだり過度に怖がるのは、まさに情報をコントロールする側の方々の思う壺。
でも、今の環境に未練がない、きっかけが欲しいと思っている人なら、今回の件で関東より西、あるいは外国に移住するのはいい判断だと思う。ていうか論理的。
情報が規制されたどこかの独裁国家を見ては、日本はあんなんでなくて良かったなあなどと他人事のように思ってた時期もありました。
しかし、そんな自分たちだって、情報を過不足なく与えられていると信じ込まされている。その「可能性」は否定できない。
なんてな。
自分であれこれ考えすぎてノイローゼになるだけならまだしも、それを撒き散らして周りを不安にさせるのは東電よりも罪深い。
のですが、とりあえず「奴隷は自分が奴隷であることに気づけないからこそ奴隷」であって自分もそこに組み込まれてしまっている可能性。こういう基本的なことを出発点に、これからも色々と考えて生きたいと思うわけです。
以上、今日のコラムでした。
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絶対誰も気づかないと思いますがdeathは不吉なので改名。
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