~語るべきことなど何もないのに~
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今年最初の話題はやはりベッキーでしょう。
私はバラエティ番組をそこそこ見ていると思うが,なぜか私が見ている番組に彼女はいない。だからそもそも何も期待していない。だから何のショックもない。
しかしあんな風にLINEのやり取りが公にされてしまうという,そのエキサイティングさ。
あのトーク画面が本物なら誰が漏らした?どうやって?
仮に偽物だとしてもそんなことができるのか?どうやって?
どっちに転んでも,その行動に潜むパッションの大きさに変わりはない。
その大きなパッションが大衆の野次馬的好奇心を激しく揺さぶる。そこが面白い。
確実に不倫関係にあったであろう。
LINE画面,正月に家族に挨拶,質問することのできない記者会見などなど。
本人たちが完全否定するコメント以外の全ての事情が,不倫関係にあったことを裏付けているといっていい。
なのにシラを切る。
既婚であることを知らなかったなどと嘘八百(?)を言う。
ネットで怒ったり叩いたりする人が出てくるのはごく自然なことだと思う。
私は最初,ベッキーは不倫関係にあったことを正面から認めてお騒がせしたことを謝罪した方が潔いのではないか?と思っていた。
しかしそれは今まで築き上げてきたベッキーというタレント(商品)のイメージを全て無にする。
タレントは基本的には,自身の思いつきで勝手にキャラクターを変えることはできない。
テレビと大衆がベッキーに求めたのは元気で清廉潔白なキャラクターだった。
ベッキーが本当はそういう人間でないとしても,テレビで食っていく以上はそのキャラクターを演じなければならなかったし,これからもそうして行かざるを得ない,と事務所が判断したのだろう。
だから無理やりにでも不倫関係にあったことを完全否定せざるを得なかったのではないか。そう推測する。
まあでも,真実なんてどうでもいい。
ただ面白かった。
芸能人のプライベートについて,冷静な常識論で語る必要はない。ただただ盛り上がればよい。
さらに贅沢を言うなら,
ゲスの極み乙女
なんて鼻につくセンスのバンドがさっさと消えてくれればといいなと。
それくらいです。
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日曜の夜は,必ず「ヨルタモリ」を観ている。
昔から,適当に面白おかしい話をする飲み屋コントがツボだったこともあるが,理由はそれだけではない。
そもそもタモリという人間自体が持つ才能のマルチさはお昼の「笑っていいとも」で発揮しきれるものではなく。
かといって深夜の「タモリ倶楽部」は基本ディープなので,ついていける回とそうでない回の落差が激しい。
そういう意味では昼と深夜の間(といっても10時とか11時だが)にやる「ヨルタモリ」は,タモリの魅力を楽しむ上で非常にバランスが良いのである。
その「ヨルタモリ」。
トークの合間に,タモリがジャズ,サルサ,ボサノヴァなどのアーティストを呼び,その演奏に合わせて即興で歌うコーナーがある。
といっても歌詞はデタラメなので笑えるのだけど,しかし各ジャンルの特徴,雰囲気を上手く捉えているので,本物よりも本物らしく見える瞬間がある。そこに,タモリがタモリである所以を感じる。
タモリが他のタレントと決定的に違うのは,無意味さ故に馬鹿にされることを全く恐れていないこと。
実際,同番組のトーク中でも,最近のJ-POPを批判してなのか,
「歌詞に中途半端に意味を込められると頭にくるんだよね」
と軽く怒っていたことがある。
タモリの言葉を自分なりに翻訳すると,
頭の悪い奴,才能のない奴が,中途半端に言葉に思想を載せたところで心に響かない。
中途半端な言葉が邪魔をして,物事の本質に辿り着けない。
頭が悪くて才能もないくせに気取ってんじゃねえ。
というようなことが言いたいのだと思う。私個人は全くそんなことは思っていないが。
でもタモリがデタラメな歌い方をするのには,物事の本質をダイレクトに感じたい,感じさせたいという強いメッセージが感じられる。
さてここで,今話題の8.6秒バズーカ。
お笑い界に彗星のごとく現れたかと思えば,もうすでに一発屋だのつまらないだの批判され始めている。
私も彼らを殊更持ち上げる気はない。
つまらないという目で見ればつまらない。
そもそもラッスンゴレライには何の意味もない。
何の意味もないので,それを叩くのもまた無意味。
だがしかし,気になる。
ラッスンゴレライ
ちょちょちょちょっとまて・・・オニサン!
の間,抑揚,というか「ノリ」。
言葉の無意味さのおかげで,この「ノリ」が気持ちよく伝わってくる。
「面白い」というより,「楽しい」。
我々は,中途半端な意味しか込められない歌に飽き飽きしている。
今やカラオケボックスに行かないし,行っても歌わずにゲームをしたりスマホを弄るようなご時世。
たまに昔の歌も聞くけど当時の熱狂は思い出の彼方。結局は自分歳取っちゃったなあと嘆く始末。
そんな時代の流れの中でタモリの言葉を踏まえると,8.6秒がスススッと入ってきた理由が何となくわかるような気がするのである。
8.6秒が一発屋だからってそれがナニカ?
そういう中途半端な批判を上から目線で語る人間が一番頭にくるんだよねえ(byオレ)。
第2期の第1話と先日放送されたスペシャルしか観ていないが断言する。ドラマ「リーガルハイ」は最高。理由づけは無用。
それより私が言いたいのは,若いエリート医師役の東出昌大の大根っぷり。
クローズEXPLODEで初めて見たときからほとんど変わらない。
なんでこんなに下手なんだろう・・・
良い意味で。
若い役者が大根だと,見た目だけで女性人気がどうだとか事務所の力が強いとか必ず言われるが,全く的外れ。
主役級の役者に最も必要なのは,演技力ではなくオーラ。
東出には今時の日本人にない,誠実なオーラがある。
自分に嘘がつけない誠実さ。
その誠実さが,あの苦悩する医者にぴったりだった。
役者が嘘をつけないとはすなわち演技ができないというのに等しい。
しかし,演技はいずれ上手くなる。
それよりも若いときは,自分の素をぶつけることのほうが大事ではないだろうか。
私に演技の経験はないが,これは何も演技に限った話ではない。
先日帰らぬ人となった高倉健。
彼の演技がどうだったのかほとんど知らない。
本人が「不器用ですから」と言うのだからきっと不器用だったのだろう。
しかしその不器用な生き様がオーラとなって,当時の日本人を代表するスターになった。
今の日本人は,器用な生き方をする人ばかり。
だから東出は今の日本人を代表しているとはいえない。
どちらかといえば古い。だから良いのである。
東出が何か苦悩しているのか,単にうまくセリフを言えないだけなのか,それとも両方なのか判別がつかない。
そこにグッとくるべきである。
私はドラマは基本どーてもよいが,語る以上は単なる大根かどうかの見分けくらいはつくようにしたい。
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絶対誰も気づかないと思いますがdeathは不吉なので改名。
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