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たまに掲示板で、
その程度のことも知らないのか
と思える人に対して、「ゆとり」と馬鹿にするカキコミを目にすることがある。
私はいわゆる「ゆとり世代」ではないが、(その程度のことも知らないのか)という意味では時代の先を行く「ゆとり」人間。
なので、ゆとり世代の人が上の世代から馬鹿にされる場面に出くわすと、心の古傷が痛むこともある。
だからというわけでは「ある」けれども、こう反論したくなる。
その程度のことを知っていたからといって、だから何なの。
うんうん。
だ
か
ら?
(´・∀・`)
しゃべれもしない受験英語を丸暗記していた過去。
自分の頭で考えてるつもりが全然考えられていない。
気がついたら一生懸命覚えた英単語すらほとんど出てこない。
自分がそういうくだらない人間であることを隠しておきながら、知識のない非力な若者を一方的に貶めて悦に入ってる己の顔といったら。
たぶんパソコンの画面に映ってると思うから、カキコミする前に一度見てみたらいいよ。きっとイイ感じに歪んでることだろうね。
無知は恥であり、罪であると自戒する限度において同意することにやぶさかではないのだけれど、では「ゆとり世代」の人間が無知であることの原因は何なのか。
私が今パッと思いつくのは2つ。
第1に、ゆとり教育を推進した大人たち。
当たり前だろ馬鹿と言われそうなので言い換えると、下の世代に知識の重要性を自分の言葉で説明できなかった大人たち。
いささかかわいそうな気もしなくはない。だってしょうがないじゃない。自分たちだって知識を丸暗記させられてきたんだから、何も説明できるはずがないよ。知らないものは教えられない。恨むなら我々・・・ではなくその親たちを。
投げたブーメランが自分を貫いてその親、その親、その親と延々と貫通し続ける滑稽さ。それを自覚した上でもなお「ゆとり世代」を馬鹿にしたいというのなら、どうぞご自由にという話。
第2に、その知識自体の「力」のなさ(?)
要は、その知識自体に面白さがあれば覚えるし、なければ覚える必要がない。必要がなければ覚えない。知識の必要性は時代とともに緩やかに、ときには急激に変化していく。
「ゆとり世代」を馬鹿にしたがる人に限って、今を生きる上でさして必要性のない知識を自慢し、これからの時代を生きる上で必要性の高い知識を知ろうとしない(という自覚すらない)。
ただそれだけのことではないだろうか。
・・・。
前フリのつもりが、何か怨念でもあったのだろうか。自然と書く量が膨れてしまった。
特に誰がどうとか具体的にムカついたわけではなく抽象的な世代論として書いているだけでして。
私が今日書こうと思った本題は、「日本のポップスがダメになった」って何なの?ってこと。前に書いたことからちょっと考え方を改めたので。
まあ、今書いたことに似てるっちゃ似てるし、似てないっちゃ似てない。同じテーマをもってキミトドからAKBを通って今話題のネット革命までつなぐ予定。オチは浮かんでません。
てことで以上、今日のコラムでした。
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