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~語るべきことなど何もないのに~
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ふとしたことがきっかけで、自分にある才能があることに気がついた、とする。











スポーツでも音楽でもいい。






あるいは、自分にとってこれ以上の人はいない、という異性に出会ったとかでもいい。













そんな風に自分の人生を賭けて命を燃やせるものに、巡り合えたとする。











対象が人であれモノであれ、人生の中でこういう巡り合いを経験できる人が一体どれくらいの割合でいるものなのかはわからない。

おそらくさほど多くはない。










想像してもらえたと思うので話を先に進めるとして、

では、







そのために人を 殺さなければならないとしたら?













気合の問題は別として、本当に殺す人は少ないだろう。














では、自分の国籍を変えなければならないとしたら?











私ならたぶん変える。









猫ひろしがそうしたように。







たとえ見ず知らずの人間にネットで悪口を書かれたとしても、そのことはいささかも結論に影響しない。


もし猫の立場にいたら、誰でも同じように行動するはず
(猫の悪口を言っている人間ですら)









国籍を変えてまで出るのはオリンピックの意義を失わせるとか。




国を捨てた非国民だとか。





カンボジア国民を馬鹿にしているとか。





芸人ならマラソンするなとかボクシングするなとか。




人の一生懸命を馬鹿にするのはいかんとか。






そういう議論をするのは他人の勝手だが、

私からすると、猫ひろしのオリンピック問題は、当事者と野次馬との間で最初から議論が噛み合っていなかったようにみえる。









猫はまた4年後のオリンピックを目指すらしいが、今まで述べたことから考えれば至極当然の選択。







たぶんまた認められないだろうけど。

今回の件で国際陸連が口出ししてきたタイミングにも悪意を感じるし。



しかし他方で、猫が4年間で実力をつけて、


カンボジア国民として(?)申し分なくオリンピック出場を決めることがもしできたなら、



今回猫を叩いた人たちは、4年後の掲示板にどんな書き込みをするのだろう?という興味はある。







人生って最後は結局、突っ走った馬鹿が勝つんじゃないかと。




そんなアニメ的痛快な場面を観てみたい。






そういう意味で私は、少しだけ猫を応援している。


















ネット上では、猫ひろしはホリエモンにそそのかされ、売名行為としてオリンピックを目指したと言われている。
オリンピックに出た話題でなんとか仕事をつないでいこうという芸人魂から出たものだとも言われている。

上の記事を書いてからそういう話があることを知ったが、もし仮に本当なら、むしろそれはそれですごいこと。
素人が42キロ走ること自体とんでもないのに、たとえカンボジアでもオリンピック代表の当落線上まで到達できた。

その動機が芸人として仕事を増やすため?

だとしたら、私の妄想力をはるかに超えた馬鹿である。いい意味で。












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絶対誰も気づかないと思いますがdeathは不吉なので改名。
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