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評論家・佐高信氏曰く、菅直人は「飲みの席で政治の話しかしない真面目な(つまらない)男」だったという。
総理大臣になるような人物であれば、それも政治家として持つべき資質であると言えなくもない。
ここで日本の総理大臣に求められる資質として思いつくものが3つある。
1つめは、パフォーマンスができること。
→これができれば、国民に相手にしてもらえる。
2つめは、アメリカの国益を損ねないこと。
→これができれば、アメリカに消されずに済む。
3つめは、人脈。
→これができれば、官僚に利用してもらえる。
1つめについては特に言うことはない。2つめは嫌味で書いているわけではなく、一番考えなければならない問題を含んでいる。でもここの本筋からはたぶん外れるので省く。
3つめは金じゃねえのかと思うだろうけど、金はあくまで人脈を作る手段にすぎないと考えておく。
あの鳩山由紀夫も人徳はなかった(というかそれ以前のレベルだ)が、唸るほどの金があった。
しかし菅総理はどうか。
パフォーマンスが奏功しているかはさておき、本人としてはここに一番自信を持っているようである。
また、何の議論もなしにTPP参加を言い出すくらいだから、自民党以上にアメリカの言いなりといってもいいだろう。
やはり最大の問題点は、3つめということになる。
政治の話しかできなくても魅力的な人物であれば、人脈を築くことは十分可能かもしれない。ただしそれは理想のお話。
「クリーンな政治」と「原発がクリーンなエネルギー」はどこか似た響きがあると思う。
以前ネットでは麻生太郎の総理時代と比較してあまりにもヒマなスケジュールをからかうコピペが蔓延していたが、その真偽はさておき本質的な部分でみれば、誇張でもなんでもなかったと思う。とにかく人徳がなさすぎる。
実際今回の原発の件をみていても、重要なことについていかに官邸が蚊帳の外かがよくわかる。
一応社会の仕組みとしては、東電や官僚が官邸に情報を報告し、官邸はそれを国民に報告する義務がある。
しかし、情報の中継役である官邸の情報処理能力が乏しく、いたずらに国民をパニックに陥れるようであれば、逐一ありのままを報告することにためらいが生じてしまうのもわからんではない。
なのでたしかに東電バッシングは目に余るが、かといって東電を積極的に擁護するのも気が引ける。外国であれば、とっくに東電の誰かしらの血が流れていてもおかしくない。
せめて東電上層部と現場の東電社員とで区分けして考えるべきかもしれないが、なんとも言いようがない。とにかく判断材料に乏しい。
もし事実を隠蔽しているなら、誤解されて当然。
隠蔽しておきながら自分のことを誤解するな、不安になるなと言う方がどうかしている。
隠蔽していなくても隠蔽しているような疑いがあれば、誤解されてもやむを得ない。気の毒でしたねとしか言いようがない。
たとえやむを得ない理由により隠蔽していたとしても同じこと。
もっと気の毒な人が大勢いる。
いずれにせよ、現場にいなければ専門知識もない我々に、どのような情報が隠蔽されているか的確に把握することは不可能。
とりあえず私は、自分の悪運を信じていつも通り生活する。それしかない。放射能を気にしてもしょうがない。
私が今のところ困っているのは、お茶の1ℓペットがどこにも売っていないことくらい。
そういえば、菅直人の政治献金疑惑もその日のうちに地震で打ち消された。それも悪運といえば悪運か?そこがどうもひっかかってしょうがない。
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