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~語るべきことなど何もないのに~
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現在放送中のアニメ「ソードアート・オンライン」(SAO)が面白い。



舞台は仮想空間。フルダイヴ型MMORPG。いわゆる高性能なネトゲ。





モンハンやドラクエⅩを

映画マトリックスあるいはプラモ狂四郎のやり方でやる



みたいなものと思えばわかりやすいかもしれない。


「プラモ狂四郎」って年代ネタすぎて自分で書いてて吹いてしまうけどそれはさておき。





昔MMOをかじった過去がある身としては多少興味がありつつ、

「どーせチート主人公によるハーレムアニメだろ」

と思ってなかなか手が出せないでいた。

が、見始めたら3日もかからず、現在の放送(22話)まで一気に追いついてしまった。




実際、チート主人公によるハーレムアニメではあったのだけど、どこか非常に抗えないものがある。



なぜだしょう?( ´∀`)






ネトゲは基本的に現実逃避のツールであって、

リアル世界と仮想世界とで両立する、ということはないと思っている。



「そんなの当たり前だろ」というのがおそらく多数派だろうけど、「そんなことはない」という少数派も確かにいる。


それができる人がいるらしいことも私は知っている。





ここで私が言いたいのは、リアル世界を犠牲にさせられてしまう「魔力」を持ったゲームでなければ、ハマるに値しないということ。





SAOのストーリーはベタベタだし設定に文句つけだしたらキリがないが、MMOの「魔力」を非常に的確に表現している。その一点において、他の類似作品とは一線を画していると思う。



とても魅力的であると同時に、リアル世界をすべて棒に振ってしまいそうな怖さ。


仮想空間ではカッコよくモンスターを倒している間、リアル世界の自分はヘッドギアをつけたままベッドに寝ている。ログアウトできないまま2年が経過する。

想像しただけで恐ろしくなる。





しかしおそらくたぶん。いずれ、ああいったテクノロジーは普及してしまうだろう(MMORPGという形ではないかもしれないが)。



そのときに私がはたして生きているのか。生きているとして何歳なのかはわからないが、ヘッドギアを被ったまま死ぬという選択をしないと断言する自信はない。






自分、日本、世界の至るところの現実が加速度的にロクでもない方向へ進んでいく中、いつまで「ネトゲなんてただの現実逃避でしょw」と笑っていられるか。



決して嫌味ではなく、そうやって笑う人が絶滅しないで欲しいと思っているが、どうだろう?






よくよく考えてみれば、我々が日々買い物に使っている通貨の価値。株式。債権。学生、サラリーマン、夫婦といった社会的地位。

我々が価値を感じるもののほとんどすべてが、目に見えないヴァーチャルなもの。
それらとネトゲのヴァーチャルさに一体どれくらいの差があるものなのか。
私には論証ができない。



「論証するまでもない」と断じるのも手だが、それはそれである意味現実逃避なわけで。



ネトゲをやるやらないにかかわらず、結局我々は、自分の幸せを何に求めるかという根本的な問いにぶち当たらざるを得ない。





・・・のだけど、SAOはそこまで暑苦しいところには向かわず、爽やかにオチをつけてくれればいいなと。






嗚呼、アスナかわいいよアスナ(笑)



あと子安の下衆っぷりもステキ・゜・(ノ∀`)・゜・





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絶対誰も気づかないと思いますがdeathは不吉なので改名。
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