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~語るべきことなど何もないのに~
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私とゼミを組んでいるI君(24歳)は円周率を「3」で習っているという。




その彼が言うに,



「『ゆとりは円周率=3だろ』って馬鹿にする人いるんですけど,その人は円周率の意味知ってて言ってるんですかね?円周率っていうのは正多面体のなんたらかんたら(再現不正確)」











私の学力のピークは中3の三学期。

昔に習ったことすぎて,もうわからない。





時代を先取りして自主的にゆとり教育を行っていた私としては,ゆとり世代の子にシンパシーを感じこそすれ,馬鹿にする気持ちなど全くない。


馬鹿にすると↑のようなしっぺ返しをモロに食らってしまうことも重々わきまえている。


















ところで宇多田ヒカルは,母親の藤圭子に比べて歌が下手だと言われることがある。




今回の騒ぎで藤圭子が昔歌っていた映像がテレビで流れる。

たしかに「比べて下手」と言い出す輩が出てくるのはわからんではない。


わからんではないが,そういうことをしたり顔で言っちゃう奴はやはりわかってないんだなということがわかる。







「綾鷹」のCMでそれを飲んだ茶道家らしき人物が,


「(これは)急須ですね」




と渋い口調で言うのもホンマかいなと思うけど,




お茶は濃ければ美味しいっていう,昔会社によくいた課長みたいな。






それと同じで,藤圭子がドスを利かせて歌っているところをとらえて「上手いなあ」と思ってしまったんでしょうね。




藤圭子の歌のすごさをちゃんと感じられる人なら,
そのすごさがそのまま娘に受け継がれていることもフツーに感じられるハズ。














もう1つ。





最近,法制局長官に外務省の役人だかが起用されたニュースありましたね。



その異例の人事の理由は,

その人が現行憲法の解釈として集団的自衛権を容認する立場の人で,安倍内閣の意向に沿っていたとかなんとか。





そのこと自体はどうでもいいです。







驚いたのは,それに対抗してか,法制局長官から最高裁判事に就任した山本さんって方が,いきなり「集団的自衛権は従来の憲法解釈として認められない」と発言したこと。


最高裁判事は内閣から任命される役職にもかかわらず,ですよ。














最高裁は従来,公の場での政治的発言はしない。それが通説。

あるいは政治的発言ととられるおそれのある発言すらも。


政治集会に参加し,「パネリストとして発言できません」と発言しただけでも懲戒されたりしたくらい。


日本の裁判官は政治的に中立であるべきであるし,そうふるまうべきとされてきた。










そして今回の人事。


法制局長官の首をすげかえて,そいつを最高裁判事に任命するということは,








これから憲法改正なり憲法解釈の変更で集団的自衛権を認める方向に持ってくから,

都合の悪い奴は公に発言しにくいポストに飛ばしてしまえ

裁判官ならちょうどいいじゃないか






という本音が見え隠れする。


本当はどうか知らんけど,実際に山本さんがそう受け取ったからこそ,何らかの反抗的態度を示すべきだと考えた。
それが,最高裁判事として超々異例発言の背景ではないかと推測する。

















「集団的自衛権と認めるべきである,でない」は政治的発言だが,

「集団的自衛権の行使が合憲である,でない」は法解釈として見解を示したにすぎない,というエクスキューズは一応成立するだろう。



まあでも,言うべきではなかった。









付随的審査制ではなく抽象的審査制を採り,かつ統治行為論は否定します


というように最高裁および憲法学会の圧倒的通説と真っ向から反する立場に立ったとしてもなお,ですよ。


裁判以外の場で裁判官が憲法解釈について意見を述べるとは・・・なんて話はさておきだ。








言葉が力を持つためには発言内容の正しさではなく,発言者の発言資格によるところが大きい,と私は思うのですけどね。



それではほとんどの人は何も言えなくなってしまうのでは?というジレンマ。



そのジレンマを自覚しているか否かが最低ラインなのかなあと。





山本さんにそのジレンマはあったか?





記者会見映像で映された彼の表情という限られた情報から,ジレンマ的なものを私は感じなかったのですが真相やいかに。










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健全だなあ。


















この前,テレビで外国の学者さんが言ってましたよ。

異論が出てこない,みんな回れ右な時代は例外なくロクでもない時代なんだって。





そいつはナチスドイツを念頭に置いてしゃべってたけど,日本でもそうだったね。

小泉自民が圧勝したときや鳩山民主に政権交代したときも,たいして異論なんて出なかった。









小泉純一郎は「笑える」という意味で今も好きな政治家だけど,その私からみても,確かに小泉政権はロクでもなかった。






鳩山は今でこそ宇宙人ぶりで世界的レベルの笑い者だが,民主党が政権を獲るまでは大多数の人は,あそこまでひどいとは思っていなかっただろう。

その前から危惧していたのが,皆さんバカにしてるネトウヨの人たちだったってのも知っておくといいと思うけど。





反自民に正義がある


反自民がカッコいい


自民にお灸を据える




と勘違いして民主党に入れた人たちが,たくさんいたんですよ~。


しかも,「あそこまでひどいとは思わなかった」と投票した自分たちの責任はなかったことにして,



全部民主党のせい。鳩山のせい。菅のせい。野田のせい。



まあもう,今じゃあ話題にもしない。




民主党時代は政策の「せ」の字もなかったから異論の出しようもなかったってのもあるか。












それに比べて今は健全です。







アベノミクス?そんな曖昧なものに頼って景気が良くなるのか?





原発再稼働?今から原発なんてありえないでしょw





憲法改正?なんで?













異論の内容が幼稚すぎて取り上げる気になれないけどそれはさておき。


なんであれ異論があること自体,良いことなのです。








某北の国にこんな自由はありますか?ないんです。





こんな自由が当たり前だと思ってはいけません。







もっとも,異論が言いたくても言えない方がまだマシかな。





他者から与えられた見せかけの自由の中で,異論すら思いつかない。



自分は自由なんだと無意識に思い込んでいる。



そういう洗脳された人たちであふれているお気楽な国ですよ日本は。


















ってじっちゃんが言ってた。





こんなことを言うと,








いいじゃないか洗脳されてたって戦争がないんだし。


他の国に比べたら幸せなんだし。









って言われちゃって面倒だから言わないらしいんですが。


結局そこなんでしょうね。



ただし。



現行憲法がアメリカの押しつけ憲法だっていいじゃない。



9条があったから日本は戦争しないで済んだんだし。





なんて言われたら「それは違う」とツッコミ入れるけどね。







なんでみんな,あんなにアメリカが大好きなんだろう?不思議。



まあ,それが洗脳ってものかあ。





アメリカが望んだ以上に洗脳されちゃってるもんだから,

アメリカから「憲法改正すればいいじゃん」と言われても後生大事に守っている。

9条の条文が史上稀にみる悪文であるとしても,誰もそんなこと気にしない。





だって戦争反対なんだもん。

とにかく大事なんだもん。





日本国民の平均的な憲法論議って良くても大体この程度でしょう。













ってじっちゃんが言ってた。









こんなこと書いてる私ってとてもクールでしょ?アピールしたいわけじゃない・・・のだけどもう思われてもべつにいいですわ。


一般人の「憲法」とか「平和」に対する認識があまりに低レベルに見えるので,たまに1人で怒ったり呆れたりしてるだけ。


そーだよ俺は寂しいんだ!(笑



なんてな。








まあ,個人的に安倍ちゃん頑張れと思ってるのを抜きにして。
どこが与党であれ,国会のねじれ状態が解消したのは良いことだと思いますよ。









大丈夫大丈夫!

アベノミクスでなんとかなっからwww









・・・気が付いたら2週くらい(?)更新をサボっていた。


忙しいは忙しいが,週に1度書く暇がないわけではない。


ネタもあれこれないわけでもない。



例えば最近だと橋下徹の件とか。



言葉というのはつくづく怖いものだと思う。



自分がどういうつもりで発しようが,受け手に違うように受け取られてしまったらどうしようもない。



橋下氏はそこを逃げずに「闘」論することであの地位まで登り詰めたわけだけど,今や慰安婦関連の発言で詰みかけている。




「いくら正しいことでも言っていいことと悪いことがある」と石原氏が言ったその一言に尽きる。








あとそうだなあ。


自分が歳を取っただけだと思って割り引いて大目に見ていたけど,最近どうもそうではないような気がしてきた。





何のことかっていうと,街中における「お馬鹿さん」の人口比率。





混んでる電車で座って足を広げる,足を伸ばす,荷物を下に置く。邪魔。

道に広がって歩く。ホント邪魔。

スマホを一生懸命見ながらフラフラ歩いて道をふさぐ。体当たりしたくてしょうがない。


挙げたらキリがない。



公的な空間と私的な空間を完全に混同している。だから彼らに悪気はない。




目障りな奴は目立つから多いように感じるだけ,ともよく聞く。


ま,その通りなのだろう。










いやいやいや。

前にも散々書いてきたことだが,やっぱり書き足りない。


自分が言ったことで他人がどう思うのか。

自分がやったことで他人がどう思うのか。



という点について,想像力がなさすぎる。





馬鹿かどうかは,つまり想像力が足りてるかどうかである。


新井英樹の漫画で「バカは罪だ。バカは死刑だ。」みたいなセリフがあったけれども,さすがに私もそこまでは思わない。




ただ,私を壁と勘違いしてカバンをぶつけても何も言わず歩いて行ったあの女が何かの拍子で転んだら面白いのになあ,とつい想像してしまう。










いかんいかん,いけません,こんなんでは。




こう見えて,普段は明るい会話ばかりしている今日この頃。

そのせいか,どうしてもどこかに毒を吐き散らかしたくなる。










今週は攻殻ARISEも観るし,「俺はまだ~」も観なければ。


感想書くよ~(たぶん)。








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絶対誰も気づかないと思いますがdeathは不吉なので改名。
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