~語るべきことなど何もないのに~
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
説明しよう。
5時半試験終了。6時前に大学を脱出。
まず、初日のホテルに戻り、預けていた荷物を受け取る。そこでえときょんと合流。
次の宿である妙蓮寺の門限が9時。
ここでいう「門限」とは、チェックインのことではなく、9時以降は入退出不可ということ。
and妙蓮寺にはお風呂がないので銭湯に行く。
以上を総合すると、
試験が終わってから2時間半以内にメシを食って、場所のよくわからない寺を探し出しそこからやはり場所はわからないがたぶん近くにあるらしい銭湯を見つけて一風呂浴びて寺に帰らなければならない
ということ。
加えて、私は着替えを追加するため是非ユニクロに寄りたい。
ホテルの従業員に聞くと、最寄りのユニクロが河原町にあるらしい。さっそく向かう。
ホテルから地下鉄1.5駅分くらいの距離というので歩くことにしたが、
気温高め
+厚着
+重い荷物
+土曜の人ゴミ
+試験疲れ
=汗まみれ
正直、このときはかなりイライラした。
人ゴミ業界の中でも、土曜の人ゴミほど人をイラつかせるものはなかろうて。
ただ、さすがは京都。
道がわかりやすいおかげで、すんなりユニクロ発見。
チャチャッと長袖2着を購入し、残り2日間の快適を確保。
しかし時間はない。メシ屋探して商店街を練り歩く。
せっかく京都に来たのだから京都らしいものを・・・と思っていると、それっぽい汚なトラン発見。
バッと入ってにしんそばを注文。この時点で大体午後7時。
にしんは苦手だったが、ご当地モノだからと食べてみると意外と美味しかった。
けど、ソバはゆですぎかな。一杯700円。観光地価格。
すぐ近くに本能寺発見
残るミッションは寺探しと銭湯。
ここで華麗にヘイタクシー。
運ちゃんも寺の場所はよくわからないというので、とりあえず近くの大通り沿いのローソン前で降車。
えときょんがローソンの店員に道を聞いている間、私はきのこのクリームグラタンをマッハで食い足す。
このときドリアを買ったつもりなのに蓋を開けたらグラタンだった。
べつにそこまで慌てることはなかったのだけど。
どうだった?
わからないです。あのバイトの姉ちゃん、全然詳しくないです。
タクシーの運転手が知らんのはまだいいとして。
近くのコンビニの店員までわからないってドユコト?地図だとすぐそこだぜ?
っていうかその寺本当にあんの?
っとにさあww
って言いたくなるくらい、
すっごい近くにありました妙蓮寺(´・ω・`)
ローソンから徒歩1分(´・ω・`)
うん、よかったよ(´・ω・`)
静まり返った寺の敷地に、いかにもよそ者が来ましたみたいな足音を響かせながら奥へと進む。
矢印の先の建物に御免下さいと入ると、住職の奥さんらしき人とそのお子さんがお出迎え。簡単な説明しながら部屋へと案内してくれた。
一泊3800円でこの広さなら、いわゆる「当たり」といって良いのではないでしょうか。上出来なんじゃないでしょうか。きのうのホテルはフツーに狭かった。
冷蔵庫もエアコンもちゃんとあるし、そして何より超静か。テレビがないけどむしろ全然おk。
お勤めは朝6時半ころになってますので、気が向いたら参加してみてください。
ハァィ>(・∀・)(・∀・)
参加する意思がさらさら感じられない「ハァィ」だった。
お勤めとは、要するに仏壇の前でお坊さんがお経を唱えられるのでその後ろで30分くらい座る超簡単な修行みたいなもの。
私今回初めて知ったのですが、お寺の「宿坊」とは、宿泊とお勤めの参加がセットのものらしい。でありながら、お勤めの参加は任意という(寺によるかも?)。
お勤め目当ての人がどれだけいるのか不明ですが、今回我々がいたときの客層は小さい子供連れからカップル、女性1人までいろいろでしたね。
この時期であっても、宿坊なら意外と確保できる。困ったとき、あるいは長期間安く連泊したいときの裏技として知っておいて損はないかと。
一応ここの宿坊には、温泉が近い&回数券サービスという特典があると聞いてまして。
「温泉」いわれたら、混浴とはいかないまでも露天とか意外といい感じの風呂を期待したっていいんじゃないですか?お寺ですから。
宿坊知らなかった私でも期待していいんじゃないですか?
寺から歩いて5分弱、温泉発見。
(=´ω`=)・・・
私は今のところ人生の半分以上銭湯通いでしたけど、ただの銭湯なのに「温泉」を名乗っていいとは知らなんだ。
チッ、写真でも撮っとくか。
今見ました?出てきたカップル。
あ”?
私たちと同じ風呂桶もってましたよ。あれも妙蓮寺(の客)です。
うん・・・?
何するんでしょうね?
エ~!そこは大人として想像力を遮断していこうよ。
え~w でもめっちゃ気になりません?w
何度でも言うが私は明日も試験。気にしたくないから気にしないんだが、まあそれはそれで人間が小さいか・・・。
とかなんとか考えている間に、番台の爺さんと楽しく会話を弾ませるえときょん。
どこからきはったん?
東京なんですよ~w
京都大好きを自認するだけあって、観光客よろしく行く先々で現地の人に話しかけまくる。頼りになるっつうか怖いっつうか。
根っから東京人の私は、会話に参加するそぶりを微塵も見せずスーーッと浴場へ逃げる。
店の外観どおりの古い浴場で、他の客はオッチャンと子供の2人だけ。
カランへ注ぐ水とお湯のバランスとるのが難しい。シャワーは他との兼ね合いで温度が急激に変化する。もちろん壁に固定。私が昔々銭湯通いをしていた、本当に初期の頃のようなボロさ。
時折、天井から冷たい水滴が肩に落ちてくるのが妙に気持ちいい。
女湯方面から飛んでくる、「もう出るよ~」というお母さんの声。
小さいころは、バスクリン入りで泡がブクブクなってると、湯船が底なしに見えて入れなかった。
なんてつい、思い出風呂に浸ってしまった。私の通っていた銭湯は全部なくなっている。
風呂から上がって髪をドライヤーしていると、えときょんが自慢げにコーヒー牛乳を飲んでいる。
どうすか?風呂あがりはやっぱコーヒー牛乳が定番でしょw
そうなんだ、いくら?
200円ッス。
へえ。高いね~。
こんなもんすよw
うちは貧乏家だったから、風呂あがりに200円もするコーヒー牛乳など飲んだことはない。
私のノスタルジー要素にひっかかってこないのでやめといた。
そして8時50分ごろ。
寺に戻り、明日の準備をして寝ることができましたとさ。
めでたしめでたし。
Englishmen In New York(3日目 1/2)へ
と思いきや。
アハンアハンウフンウフン
とか。古い建物が
グラングランユサユサ
揺れたとか。
そういうことはなかったです。
なにしろ部屋が静か過ぎ&建物が古いので、そのテのことをすると確実にバレバレ。てか、あの空間で何かイケナイことしようと思える人はいないと思う。
それにしても、同じ階に何組もいたのにホントに人いるんかいなってくらいの静けさ。まさに静寂。
というのが寝る前のこと。
しかし本当のピンチはそこではなかった。
ピンチその1.エアコンの室外機が室内にあった。
部屋ともいえない、それ専用のスペースに埋め込まれている。エアコンをつけるとヴオオオオオオオオオオオっと豪快に振動する。まあそれはいいよ。止めればいいし。
ピンチその2.廊下の冷蔵庫のブーン音。
これが本当にヤバかった。
寝る前はわからなかったのですが、深夜にいったん目が覚めて、周囲がよりいっそう静かになったことで気づいてしまいました。音というより振動なので、耳を塞いでも無駄。布団の下に座布団を敷いても無駄無駄無駄。
明日っていうか今日も試験なのに、どうしても寝られない。目が覚めて30分から1時間くらいは苦悩しただろうか・・・。
しかし突然、何かが降りてきた。
冷蔵庫の冷蔵度を弱めればいんじゃね?
扉を開けると、案の定ツマミが「最強」に振り切れてる。すかさず半分以下に下げるとどうでしょう。見事振動が消えたじゃありませんか・・・。・゚・(ノ∀`)・゚・。
深夜のファインプレーに酔いしれながら、静かに眠りについたのでした。
・・・あ、歯磨き買い忘れたw
結論:安い宿にはそれなりの理由がある。
PR
カレンダー
04 | 2025/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
カテゴリー
フリーエリア
最新CM
最新記事
(04/11)
(05/24)
(02/03)
(07/29)
(07/23)
最新TB
プロフィール
HN:
ウシ-rebirth-
性別:
非公開
自己紹介:
絶対誰も気づかないと思いますがdeathは不吉なので改名。
ブログ内検索
最古記事
(08/07)
(08/12)
(08/27)
(09/02)
(09/22)