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~語るべきことなど何もないのに~
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日本マドンナ「生理」











ロックをやる資格というものがあるとすれば、彼女たちには間違いなくその資格がある。馬鹿すぎてセンスが良くなってるまさにロックの優等生。

















神聖かまってちゃん「あるてぃめっとレイザー!」













今私の心を潤してくれるのは「の子」のシャウトだけ。音が汚く内容もくだらないので聴く必要はありませんが、「あるてぃめっとレイザー」とは要するに女性の小さいほうの便のことを指します。下品すぎて聖なる領域に到達してしまってるこれがまさに神聖かまってちゃん。






以上






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かつて80年代の女性アイドルの人気を松田聖子と二分した中森明菜。アイドルとしてデビューするも、すぐに女王と呼ぶにふさわしい貫禄を身に付けていた。上の動画でも分かるとおり、たった1人ステージに立つだけでその空間をガラッと変えてしまう圧倒的なオーラ。今でいう「歌姫」みたいな安っぽいものではなかった。wikiからの引用ではあるが、







 

「デビューからほどなく、衣装・メイク・振り付けを自身で担当、楽曲製作においても積極的に自身の意見を取り入れていき、歌唱表現力(特に圧倒的なロングトーンは“明菜ビブラート”と呼ばれている)にも磨きをかけ、作家のジャンルや有名無名にとらわれない楽曲提供を受けるなど、独自の世界を切り開いてい」ったとも評されている。









そもそも「歌謡曲」とか「ポップス」なるものは、酸いも甘いも噛み分けたオッサンの作った歌を、何も考えていないフレッシュな若者に歌わせて金儲けしようという本質的に安っぽいものである。そう考えると、活動の場はポップスだったが、中森明菜はアーティストとして位置づけて語るべき人物だったといえる。





自分の望むように表現活動をしながら、同時に大衆のニーズを引き受ける器であり続けた歌手はその後にも現れているが、明菜の場合、その器の大きさがケタ違いだった(当時の空気を知っている者なら大体同意してもらえると思う)

明菜にとって80年代は、自分の求めたものと大衆の求めるものを大部分で合致させられた、幸福な時代だったのではないだろうか。












しかし、である。






「中森明菜」という本名で活動するアーティストが、時代から求められる幸福を味わった後どうなってしまったか。




ここで彼女のシングルを並べてみると、


 
 
 
 

スローモーション(1982年)
少女A(1982年) 
セカンド・ラブ(1982年)
12の神話(1983年)
トワイライト -夕暮れ便り-(1983年)
禁区(1983年)
北ウイング(1984年)
サザン・ウインド(1984年)
十戒 (1984)(1984年)
飾りじゃないのよ涙は(1984年)
ミ・アモーレ〔Meu amor é・・・〕(1985年)
SAND BEIGE -砂漠へ-(1985年)
SOLITUDE(1985年)
DESIRE -情熱-(1986年)
ジプシー・クイーン(1986年)
Fin(1986年)
TANGO NOIR(1987年)
BLONDE(1987年)
難破船(1987年)
AL-MAUJ (アルマージ)(1988年)
TATTOO(1988年)
I MISSED "THE SHOCK"(1988年)
LIAR(1989年)
Dear Friend(1990年)
水に挿した花(1990年)
二人静 -「天河伝説殺人事件」より(1991年)
Everlasting Love・NOT CRAZY TO ME(1993年)
片想い・愛撫(1994年)
夜のどこかで 〜night shift〜(1994年)
月華(1994年)
原始、女は太陽だった(1995年)
Tokyo Rose(1995年)
MOONLIGHT SHADOW-月に吠えろ(1996年)
APPETITE(1997年)
帰省 〜Never Forget〜(1998年)
今夜、流れ星(1998年)
とまどい(1998年)
オフェリア(1999年)
Trust Me(1999年)
It's brand new day(2001年)
The Heat 〜musica fiesta〜(2002年)
Days(2003年)
赤い花(2004年)
初めて出逢った日のように(2004年)
落花流水(2005年)
花よ踊れ(2006年)
DIVA Single Version(2009年) 
 

 







結構な数がリリースされているが、私は見事に90年代以降の曲を知らなかった。




加えて下世話な話をすると、明菜は80年代の終わりに、恋人だったマッチのマンションで自殺未遂事件を起こしている(先週思い出した)

裏事情がどうであるかとか、明菜が人格的にどうであるとかに興味はないが、時代の移り変わりにシンクロすることでかけられていた魔法が解けたような彼女の人生は、良くも悪くも80年代の歌謡曲を体現してしまったのかもしれないと思う。










もし「中森明菜」が芸名であったならば、マッチから求められなくなった(?)、あるいは時代から求められなくなったという衝撃をいくらか緩和できたかもしれない。しかし本名であるがゆえに、その衝撃をダイレクトに受け止めざるを得なかったのではないだろうか。そうだとすると、手首くらい切っても不思議はないように思えてくる。

ときに彼女を痛い人物であるかのように語るものも見られたが、それは彼女が直面した衝撃の凄まじさに思いを致してからにすべきだろう。








80年代アイドルだった人たちの大体は、今は家庭を持って子供を育てながらテレビにも出たりして、それなりに幸せそうにみえる。そんな中、中森明菜は90年代以降も細々とシングルをリリースし続けてきた。自分に欠落したものを感じる限り、それを埋めるべく表現し続けるのがアーティストだとすれば、そういう意味でも中森明菜はアーティストに位置づけて語るべき人物なのである。











そんな彼女だが、今年体調不良により活動を休止したとのこと。そりゃあね、体調もおかしくなるでしょうよ。わかるよ。普通はなる。他人に決して理解できない「疲れ」というものは、確かにある。だから全盛期に戻れとはいえないけど、でもナイナイ岡村みたいに復活して欲しいな。この感覚は決して私個人だけではなく、この00年代終盤という時代の空気であると思いたい。


















小学生のころ、私が「アイドル」というものを初めて認識した正真正銘のアイドルが、「たのきんトリオ」のマッチこと近藤真彦と、トシちゃんこと田原俊彦だった(よっちゃんをさておくのはお約束として)
もっとも、男子の仲間内では、ちょっと軽いトシちゃんよりはちょっと硬派なマッチに憧れる者が多かったと思う(そいや、中森明菜との破談は本当にビックリした)







ハイティーンブギスニーカーぶる~すブルージーンズメモリー情熱熱風セレナーデふられてBANZAIヨイショといくらでも出てくる。特にケジメなさいは歌マネで遊んだ記憶があるが、しかしアイドル絶頂期の中で代表曲というと、やっぱり「ギンギラギンにさりげなく」になるだろう。










当時の動画を見ると信じられないだろうけど、このときのマッチはカッコよかった。というかみんながカッコいいと思っていた。頭悪そうだけど、でもそれが当時のアイドルの絶対条件であって、今みたいにテレビで気の利いた面白いトークができなくても全然成立してた時代だった。

時代が違うので比べようはないとは思いつつやっぱり、アイドルとしての華という点では、今のスマップや嵐なんかでは比べ物にならない。まあきっと今のほうがちょっとだけ冷静で、あのときはみんな熱に浮かされてたんだと思う。



そんなマッチがただのアイドルから転換を図るきっかけとなった(と私が勝手に思っていた)のが、「愚か者」。当時まだ非常に権威のあったレコード大賞受賞曲であるがwikiによると、




「授賞式直前に、前年死去した近藤真彦の母親の遺骨が何者かによって盗まれ、「レコード大賞を辞退しろ」などと書かれた脅迫状が近藤の所属レコード会社や所属事務所に送り付けられるという事件が起こった。」




のだそうです。そして何らかの事情で辞退できずに受賞してしまったため、遺骨も犯人も見つからないまま時効なのだそうです。



YOUTUBEにはそのレコ大でマッチが泣きながら歌う動画が上がってますが、あえてリンクは貼りませんので興味のある人は探してみてください。






「愚か者」によって近藤真彦は、単にアイドルからの脱却とかいう言葉だけでは語れない、表現者としての十字架を背負ってしまったのかもしれません。




















たまたま今日見たNHKのど自慢にマッチがゲストで出ており、この「ざんばら」を熱唱して松山市のじいさんばあさんを静まり返らせてました。今さらながらマッチの魅力を再確認できる名曲でありましょう。自分からペチャクチャ語っておいてあれですが、

男なら黙ってマッチを聴け

と逆ギレ的に言いたい。

上の動画はすぐ消されると思いますのでご容赦。












 

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絶対誰も気づかないと思いますがdeathは不吉なので改名。
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