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~語るべきことなど何もないのに~
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一番の被害者は、4歳の女の子とその遺族である。











足利事件について考えるとき絶対に忘れてはならないのは、その1点に尽きると私は思う。





無実の人に虚偽の自白を強要した検察官の取調べとは、一体どのようなものだったのだろう。


それが取調べだけでなく、公判廷になってもなお否認できなくしてしまうほどの心理的圧迫とはどのようなものか。


体格のよい警察官の取調べではなく、司法試験に受かるようなエリートである検察官による取調べ。


それが、(女の子とその遺族の人生をさらに狂わせることになるような)自白を撤回できないほどに高圧的なものだったのか、私には全く想像できない。



可能性はかなり低いが、もしそれが明らかになる証拠があるなら、是非とも法廷に出していただきたいと思う。




当時証拠としての信憑性が低いDNA鑑定を信用したことが捜査熱心であるがゆえの勇み足だったとしても、無実の人間の側に立って考えれば、決して許されるものではない。しかし、自白とDNA鑑定の2点のみで被告人を有罪としたわけではなかろう。




また、再審開始まで長い年月がかかった原因が単に司法の怠慢にあったのか、それとも、判決が確定するまでに行った裁判に対する自負が裏目に出たのか。そのどちらかか、もしくは両方か。「司法の怠慢」なんて言葉のほうがもっと想像しにくいけどなんにせよ、確定判決がコロコロ再審で変わっていいなら、裁判なんて私でもやれるんですけどね。



まあ、そんなことは瑣末な話。



とにかく女の子と遺族が気の毒であるとしか言いようがない。



だから、この事件を語るときは必ずそこを出発点にしなければならないと思うし、同時に、冤罪を生み、真犯人を取り逃した原因が司法の側に一方的に帰責されるかのような意見に対しては、激しく違和感を覚える。











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思ってはいないが、さすがに2009年後半のリアリティが北川景子のニーソというのは若干古かったかもしれない。






古いとまでは言えないが、新しいわけでもない。






が、そういう微妙な線を突いてしまうところがまさに私の年代のリアリティ















ということにしておこう。



まあもう、新しい古いなんてのは物事の判断基準としてそれこそ古くなってしまっているので、



「これは新しいから○」






とか





「これは古いから×」





などと言ってしまう評論家は全く信用しない
ことにしているのだけどそれはさておき。





つい先日朝のニュースでみるに、最近は女性の間で森ガールなるライフスタイルが流行しつつあるらしい。

よくわからないがどうも、勝ち負けにこだわらないでまったり(死語)過ごすことで、このストレス社会を生き伸びていくとかなんとか。その生き方と彼女たちのファッションスタイルとがあいまって、まるで森の中で暮らしているかのようだから森ガール、なんだそうです。最初はまさか森泉みたいな人たちかと思ったら正反対の意味だった。














まあ、いいよ。うん。否定しない。



ちょっと前に流行ったアラフォーやアラサーという言葉は、形式的には単なる40歳周辺、30歳周辺を意味するにもかかわらず、じつのところその年代で勝てなかった、つまり負け組の人を正当化ないし勇気づけるための言葉として生まれたものだったわけで。
それが自分にあてはまると感じた人間は、自分が負けていることを客観的にわかっているフリをする。アラフォーアラサーという言葉を使って自分を自虐的に演出することによって、本当はまだ負けていないかのような雰囲気を醸し出そうとする。要は取り繕ってる。







そのあり方が、きっと痛々しくて見てられなかったのだろう。



森ガールというのは、そんなアラフォー、アラサー世代の痛々しさを見たアラウンド20代の、まだ「ガール」と呼んでもかろうじて怒られなさそうな人たちが、あらかじめ勝ち負けの中に身を置かないことで豊かな人生を送ろうという思想の表れなのかもしれない。アラトゥエンティとか言いにくいしね。




きっと私も、はたから見てると痛々しいのだろうなと思う。痛々しいと他人に思われるのが、怖くないと言えば嘘になる。しかし、どうも最近、人から痛々しいと思われることに慣れたというか正直それどころでないので、その「それどころでない」限りにおいてどうでもよいと思うようになった。いやゴメン、単に麻痺しただけかも知れない。




他人が勝ち負けの論理に乗るかどうかについて私が何か言う気はないし資格もない。むしろ、勝ち負けとか狭いことで悩むよりは、森で暮らしたほうが豊かな人生であると思う。ご自由にやっていただきたい。人と勝ち負けの定義を議論するとケンカになるだけだしね。



だが、私はその論理から降りる気はない。これから具体的にどのような選択をするにせよ、そこは変わらないと思う。






だから、音楽であれアニメであれ、勝ち負けの論理に乗った表現だけを選び取ってきたし、これからもそうする。ぬるい表現に触れてしまうと、自分もいつの間にかずぶずぶ降りてしまいそうで、それが何よりも怖い。









抽象的な話で、事情のわからない人にはわからないだろうけど、書き始めた当初のオチはこうではなかった。


なんでこんな流れになってしまったかというと、書いている途中でプラネテスの「イグニッション」の回を見たから。



プラネテスはいいですよ。大人こそが観るべき作品。毎回染みるんですが、今回は特にねぇ。






というわけで、明日の昼はつけあつ(大)。血圧なんて気にしません。
















私は今天国からこのブログを更新しているわけですが、心臓がイタイイタイ言ってて本当に死ぬとは思いませんでした。いやーびっくり。でもすぐ教会で生き返ってフツーに月曜朝から働きますんでハイ。ちなみにDQ9のメインキャラは「うしこ」。












てことで先週渋谷で御輿を担いだわけですが、先天的引きこもりピザデブニートな私がなぜそんな粋な行事に参加することになったかというと、







CIMG3639_R.jpg





この怖そうなお兄さんに脅されて誘われてのこと。
彼は主に神田がホームの御輿マニアで、今シーズンはすでに7回担いでたとか。そんな人と知り合いになって酒でも飲めば、
じゃあお前来いよとなるが自然の理といえましょう。
まあそれでも去年は行くと言っておきながら豪快にブチってしまったので、今年は逃げられない是非担ぎたいな、と。そういう流れです。








まあ担ぐといってもさすが渋谷というべきか、結構人が集まりまして。
4、5時間のうち、私が担いだのはせいぜい30分で、後は御輿の後ろをダラダラ歩くだけ。





CIMG3630_R.jpg






後から来た友人が↑を撮ったのですが、案の定後ろ歩いてやがったって嘲笑ってくれましたね。















ではありますが、いやーホント痛かった。ただでさえ骨と脂肪しかないのに身長だけは高いうえ、担ぐコツもわからないから棒が肩にバッカンバッカン当たんのね。なので最初は3分で華麗にリタイアしました。だって、苦しそうに担いでる私の横で中年夫婦らしき2人が明らかに、









この人、もう代わった方がよくない?









みたいなことしきりに言ってましたからね。すっげー恥ずかしかった。






CIMG3651_R.jpg




センターで死にかけている私








CIMG3674_R.jpg






早々に後ろへ避難





















つか、写真見てたら、自分が思ってる以上に太っててややショック。太ってるっていうか丸いわ俺。(´)∀(`)
よって他の写真は自粛。







ろくに担げない、それでいて休憩中に出る差し入れには全部手を出す私。
マクドナルドから大量のチキンナゲットが差し入れされたときなんてついテンション上がってしまった。







マスタードソースある?ある?
いるいる!








・・・みたいな。
こんなんだからいけないんだよなー。










しかし何故なんでしょうね、御輿を担ぎ慣れてる人ってみな粋ですよね。






CIMG3633_R.jpg













私よりデブな人もいればフンドシで汚いケツ丸出しな人もいるのだけど、不思議とみんなカッコイイです。
ホモ的な意味合いを一切抜いて言いますけど、後ろを歩きながら、正直
男のケツに見とれてましたね。





あくまで




ホモ的な意味合いは



抜 き で




読んでください。
素養があることをさりげなくアピールとか一切してませんので、何卒よろしくお願いします。



私はまだ普通の幸せをあきらめてませんので。







というか、友人が見知らぬ女性の方と合法的に密着しているところを見て羨ましく思ってますから私。いたって健全な価値観。







CIMG3678_R.jpg






・・・








なんでだろ。







何故か↑の図に関してはあまり羨ましないのですがなんにせよ私みたいなだらしない人間はこういう場にしゃしゃり出ないほうがいいなーとつくづく思いました。






最後の宮入が近くになると、人が殺到しだしてもはやウシの付け入る隙はなくなり、







CIMG3680_R.jpg






御輿宮入を豪快にスルーの図








CIMG3681_R.jpg




そして無事終了の図












皆さんがおおいに盛り上がるのをよそに少し寂しくも感じたりもしましたが、だからといって怖いお兄さんにじゃあ来年も来るかと言われても




あ、まあ、そうだねえ




と歯切れの悪い秋のウシでございました。










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絶対誰も気づかないと思いますがdeathは不吉なので改名。
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