忍者ブログ
~語るべきことなど何もないのに~
[51]  [52]  [53]  [54]  [55]  [56]  [57]  [58]  [59]  [60]  [61
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。












熱中時代の熱血先生というおぼろげな記憶くらいしかないが,水谷豊は本来は熱い,感覚的な演技をする役者だと思っていたので,杉下右京というクールで理知的な人物を演じさせるのはいかがなものか,シリーズが始まった当初は考えていた。杉下右京のような役を演れる役者はいくらでもいるだろうに,わざわざ水谷の持ち味を封じる意味があるのだろうかと。




しかし,水谷にとって,自分の個性と真逆の役を演じることは役の幅を広げることにつながったかもしれない。いずれにせよ,相棒がシーズン8まで続くヒット作となったのは,彼の役者としての才能,センス,努力によって,

水谷豊=杉下右京

というイメージを定着させたことが大きかったと思う。相棒のストーリーについても一定の評価はあるようだが,その点については私は役者に助けられている部分が大きいと思う(まあ,相棒に限った話じゃありませんが)







先週20%を越えたスペシャルは,顔認証システムというアニヲタからすると今さらなネタであるとか,捜査の内部情報的な話を公の場で平気で話すとかについて,色々と目をつむって見ていた。杉下が,ミッチーから「たとえ警察内部の暗い部分を見ることになっても特命係に居続けるんですか?」と問われて,「そうです」と覚悟を示すシーンが肝なのだけど,よくよく考えれば,官房長官(岸部一徳)の後ろ盾で守られている間は好き勝手やれるのだから,そんなカッコつける場面でもないのですよね。だからあのシーンの迫力がイマイチな(と私が感じた)のは,ミッチーの問いに「たとえ官房長官の後ろ盾がなくなっても」という条件を追加しなかったせいだと思う。


そもそも,杉下と官房長官の関係,というか官房長官が杉下に好き勝手やらせる意味もわからない(全部観てないから当然だけど)。杉下を泳がせて私腹を肥やしているのか?官房長官は正義か?悪か?と観る者に想像を働かせる奥深さが感じられない。
例えば最後,杉下が官房長官に向かって,顔認証システムが海外に売られて国に損害が出るのはあなたのせいだと言って去るシーン。杉下が一本取ったような流れがきて,その後(じつは官房長官が杉下の知らないところで一枚上手を取っているんですよ)とくるのかと思いきや,ではなくそのまま終了。もったいない。岸部の使い方をもう少し丁寧にするだけで,ぐっと良くなるのになあと思わなくもない。






というか,ゴールデンタイムのドラマである以上,「ながら」で観られるものでなければならないのであって,そこでは巧さよりもわかりやすさが優先し,集中して観るタイプの人にとっては物足りないものにならざるを得ない。少なくとも,アニヲタの根拠のない上から目線を満足させられるようには作られていない。だから,相棒のストーリーが評価に値する,というのがゴールデンのドラマとして,という意味なら全く異論はない。




ただ,どうだろう。及川光博を起用する意味はあっただろうか。役者としてのスキルについて私は分からないのだけれど,及川光博はミッチーという唯一無二のキャラクターを演じられる,と同時にそれしかできないから素晴らしいアーティスト
のであって,神戸尊のような,それこそその辺の役者でもやれそうな普通な役を演じさせる意味がわからない。観ていても,神戸が熱いのかクールなのか,頭が良いのか悪いのかがわからない。その立ち位置のブレ方がミッチーらしいといえばらしいが,あれを相棒のスタッフが狙っていたとは思えないしなあ。




だから結論としては,もしも北野広大とミッチーが刑事でペアを組んだら?というドラマにしてくれれば良かったのですよね。







そうすれば,踊る大捜査線よりも踊る刑事ドラマの出来上がりですよ。加えて,岸部をもっと変態に描いてくれたらもう,とてもゴールデンタイムの商品にはなり得ない。私は観るけど。
なんにせよ,相棒の役者の使い方は非常にもったいないんじゃないかなーとなんとなく思っています(まあ,相棒に出たことはミッチーのキャリアにとってもプラスになっただろうから,ミッチーを応援している者としてはありがたい部分もあるのだけれど)




PR





週1更新のつもりが,先週は素で忘れてました。てことで今日は最近のあれこれをざっと。







・ガンダムUC
一言で言えば,






パーフェクツ。








歴代のガンダムだけでなく,今までの良質なアニメ作品のエッセンスを凝縮し,進化させていると感じた。そういう意味では,古くて新しい作品かもしれない。奇をてらわず,正面から勝負している。戦闘シーンだけでなく,セリフも華麗にして重厚。少年がガンダムに乗って闘う理由が丁寧に描かれており,この作品の迫力を増している。およそガンプラを組み立てた経験のある男なら,これを観れば必ず燃え上がることだろう。3日間1000円でも高いと感じないのは私だけだろうか。3日間で3回観たしブルーレイがもうすぐ出るから買うのだけど,にもかかわらずまたレンタルしてしまった。第2話が今秋リリースらしいが,このクオリティできてくれるなら,全然待てる。この際踊らされてもいいから,とりあえずブルーレイでどうぞ。












・涼宮ハルヒの消失
テレビでいくら良くても映画になると酷くなるパターンをいくつか見てきたので若干の不安はあったが,本作からはきちんと「映画」を作ろうという意識が感じとれた。2時間45分という長時間でも,退屈は感じなかった。
ただ,内容的にはテレビ1期の要素を一部焼き直しただけ・・・と見えなくもない。まあ,1期で全部やってしまったのだからしょうがないといえばしょうがない。ハルヒは2006年の作品として最高だったが,同時にその年の作品でしかなかったのだなと改めて思う(それはそれで十分すごいことですが)。本作品も,女の子モードの長門のかわいさを楽しみたいファンにとっては,決して無駄ではなかったはず。ただ,映画の中で長門有希が一番かわいかったのは,宇宙人モードに戻った後,最後の図書館で自分の顔を本で隠すシーンだったと思う。要は,感情のない人形に極めてかすかに感情が宿ったように見えた瞬間に感じるアレということですよね。
















・冬季五輪女子フィギュア
この流れでフィギュアの話をしたからといって決して誤解はして欲しくないのだけどそれはさておき。私はいわずもがなのドシロートだから,3Aとか3Tとか何が違うのか全くわからない。ジャンプの回転数がフィギュアスケートにとってどれだけ大事なものなのか,理解したフリはできても,体では理解できていない。わかるのは,




キムヨナエロいな~



くらい。だからヨナ金真央銀という結果について特に違和感はなかったのだけど,ネットでの反応を見ると,どうも色々といかがわしい要素はあるようで(わかりやすいのがこちら)。
ただ,採点競技において,点数を振られていることをやった人が得をして振られていないことをやった人が損をするのは当然のことであって,もし浅田真央がそれを認識した上で後者を選択して勝とうとしたのであれば,自業自得とは言わないまでも,少なくとも外野がガヤガヤ騒ぐことでもない気がする。まして,騒いでいる本当の理由が単に韓国を叩きたいだけなのだとしたらなおさら。ていうか,審判のつけた点数が不明だから不透明だ不公正だというけど,私のいる業界からすれば,採点基準を教えてくれるだけで十分恵まれているじゃないかと羨ましく思える(まあ,その基準どおりにきちんと採点してくれたのかどうかが問題なのだけど)。
もちろん,私は浅田真央の選択を責めるほど無慈悲ではないし,むしろああやって挑戦的に戦って銀メダルを取ったのが日本人であることを誇りに思いたいくらい。ただ,やりきった結果に対して酷い点差をつけられて悔し涙を流す様子には,少々身につまされるものがあるというかなんというか,私自身それに似た感覚を持つことがたまにあります。まあ人生,なるべく真央でいたいけど場面によってはヨナであるべき
のでしょうね。果たして私は何を言っているのでしょうか。
ちなみに,ラルクのテーマ曲は非常に好きであります。














・お願い!ランキング
先日馬場のやすべえに行った際,テレビ撮影の最中でしずるがいた(ごくごくフツーなAD並のオーラのため,その場では気づかなかったけど)。そんなことも忘れかけたある日の深夜,ガンダムを観るためにテレビをつけると偶然,そのとき収録されたものがお願い!ランキングという番組で放送中だった。
少ししか見ていないのでわからないが,CDTVだかランク王国だかのパクリ版みたいで,竹原慎二のB級グルメ番長(?)とか,辛酸なめ子とピエール瀧と荒俣先生のやりすぎ校則ランキングとか結構ふざけた番組な模様。一番笑えるのが,占いランキングを未来ではなく過去の答えあわせとしてやっていること。例えば,第7位おひつじ座のあなたはリーダーシップを発揮できた日。口だけでなく実際に行動したところが良かったんだぞ~とか。赤いトートバッグを持っていれば良かったんだぞ~とか。毎晩やっているっぽいので,くだらない番組が好きな人はどうぞと。そんだけです。























先日の記事でご紹介したとおり,誕生日に空前絶後のモテ期を記録したにもかかわらず,今年のバレンタインデーもチョコないしチョコに準ずるモノがゼロと惨憺たる結果なのは言わずもがな。所詮はエアなモテにすぎなかった。大体あれだよ。世の男性はチョコよりもガンダムが好きに決まってるだろうが。ガンプラあげとけば間違いないんだよまったくもう。















なんてエアなキレはさておき。




てかそいえば。









私の大学時代のサークルの後輩にガンダムが異様に好きな男がいましてね。以前の私はガンダムよりチョコが好きな男でしたから,当時彼のガンダムに熱い様子を,ちょっとどうかしちゃったのかな?という目で見ていたのを思い出しました。まさかあれから40年。私がそのどうかしちゃった人になろうとは。こうなったらもう,ひたすら自分を正当化し続けるしか道はないわけよ。











SN342233.jpg





だから父さん母さんごめん,俺は・・・













SN342234.jpg





行くよ。















というわけで今回買ったのは,

PlayStation3 「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」 Special Pack









絶対欲しいわけでなかったが,いくつかの理由が重なってまさに時がきたという感じ。








理由その1.ガンダムUCを配信で観てもいいかなと思った。






まあ,私のようないわゆる1st世代(ちょい下?)からすると,このPVにはワクテカせざるを得ない。バックに流れる栗山千明の主題歌だけで名作の推定。漂う死体(?)に影が被さるカットとかね。こんな趣はなかったよなあダブルオーにはさ。そう,ダブルオーの無内容さにがっかりさせられただけに,UCに対する期待値を上げるなと言われても到底無理。てか,宇宙世紀(UC)とユニコーンをかけてくれただけでも嬉しい。なのに,テレビ放送ではなくPS3で独占先行配信。しかもダウンロード型レンタル方式だか
ら一定期間で観られなくなるオマケつき。結局BDを買わされるのだろう。さすがソニー。必死だ。だが私も必死







その2.THIS IS ITをブルーレイで買うべきだと思った。
いくらソニー信者の私でもブルーレイの将来性についてはかなり不安で,安易に飛びつくまいとは思っていた。しかし,昨年書いたようなTHIS IS ITに対する賛辞を具体的な形にするには,DVDではなくBDで購入するしかないと考えた。本当はプレイヤーも持たずに発売日に買おうかと思ってたくらい。
ただ,付属のマルチケーブルでは映像がすごい綺麗と感じるほどではなく,別売りのHDMIケーブルとやらを買わないと最高画質で観られない模様。この点もさすがソニー。俺様がそんなことで信者をやめると思うなよと。










SN342238.jpg




DVDなら線がぼやけてたはずだと念じながら堪能するのが漢










その3.ゲームはともかくとして,メディアプレイヤーとしての評価が高そうに感じた。

ファミコン以降はゲーセンに入り浸ってて家庭用ゲーム機には全く興味がなく(むしろゲーム的にはWiiのほうが興味ある),PS2のゲームとか一切知らない。だから,PS2のゲームと互換性がないとか言われても全くノーダメージ。


SN342239.jpg







ただ,このコントローラーはいただけない。フニャフニャなジョイスティックと多すぎるボタンが,中年の私を嘲笑うかのようだ。













topgun34.jpg






男は黙って十字キー&ABボタン





あと詳しいことはわかりませんが,PS3はブルーレイの再生が他の再生プレイヤーより良いみたいなカキコミをチラホラみますし(やっぱりテキトー)









その4.ビデオが地デジに対応してなかったため,地デジ録画可能なtorneに興味があった。
そういえば書いてませんけど,昨年末に家のブラウン管テレビが燃えましてね。これまた昨年の夏に買った新しいエアコンが,暖房になると風向きが自動的に下に向くよう設定されていたのに気づきませんで,絶えず温風がテレビに直撃。それが原因だったのではないかと。焦げ臭かったのがちょっと悲しかったです。でもまあ,地デジいいんじゃないすか。2011年のアナログ放送が消える瞬間まで見届けようと意地になってましたが,知り合いから今の地デジ対応テレビでもアナログ観られますよねと一言言われたのがとどめでした。











その5.好きなものには(なくても)カネを出す。

これ基本すね。私が音楽離れしかけてた昨年末,いつも通っていたHMV新宿高島屋店が閉店。こりゃもう行くとこないなと。音楽雑誌ではなく視聴盤で良いと思ったものをジャンル問わずに買う。アタリもあればハズレもある。そういう出会い的な買い方が楽しかったのですが。
タワレコ新宿店は良い店とは思うのですが,夜はいつも人が多くてあまり好きになれないのですよねえ。だからもう,音楽CDはいいやと。アニメ業界のためにBD買うのがアニヲタの少ない存在意義ですから。




といってもまあ,買ってまで観るものは思いつかないなあ。ポニョもなあ。











・・・あ,そだ。















SN342235.jpg




これ眺めてればいいや(ぇ












カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
最新TB
プロフィール
HN:
ウシ-rebirth-
性別:
非公開
自己紹介:
絶対誰も気づかないと思いますがdeathは不吉なので改名。
バーコード
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]