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~語るべきことなど何もないのに~
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一週間経った今日,冷静になって見返しても,一番面白かったのはジャルジャルで,優勝すべきは和牛だったと思う。





とろサーモンは上手いのかもしれないが,彼らにしかできないことは何か?新しいことをやったか?と考えるとよくわからない。
正直,何年も売れなくて辛かった的なコメントを連発して苦労人ヅラするのが鼻についてしまい,好意的に見ることができない。売れなくて辛い芸人なんていくらでもいるのに,と。







ジャルジャルの漫才に対して「同じことの繰り返し」とか「何か大きな展開があるのかと期待してしまった」とコメントした審査員がいた。わからんではないが,しかしちゃんと聞けば同じことの繰り返しではないし,そもそも漫才はコントではないのだから大きな展開など十分条件であって必要条件ではないのではないだろうか。
要するについていけなかっただけである。新しくて,独特で,テンポ速すぎ,と三重に一部の審査員を置いてけぼりにしてしまった。だから一番面白くても,優勝することはできなかったのだと思う。決勝は点数制ではないので,2本目にぶつければ優勝はできたかもしれないが。





和牛は明らかに頭1つ抜けていた。2本とも最高だった。昨年の決勝で負けて今年勝つ,というストーリーも十分整っていた。しいて言えば,絶対に勝てるという確信があからさまに態度に出ていたのが気になったが,そうなるのも無理はない出来だった。今年のクオリティで負けて,また来年挑戦する気になれるものだろうか。今年の負けは和牛にとって余計な負けな気がして心配である。






話を戻すと,ジャルジャルと和牛に比べ,とろサーモンは置きに行っていた。しかし,新しい挑戦という名の余計な努力が理解されなかったという,そういう2組に救われた形の優勝である。

こういう結果を見ると,優勝したいなら新しいことなどやらずに無難にやろうと。優勝する気がないなら新しいことをやって爪痕を残す。今年のキングオブコントのかまいたちとにゃんこスターもそんな感じだったが,この傾向は今後も続くだろう。その妥当性はさておき,テレビ番組という枠の中で完成された,ちょうどよいオチなのかもしれない。






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絶対誰も気づかないと思いますがdeathは不吉なので改名。
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