~語るべきことなど何もないのに~
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朝7時起床。快晴。気分の良い朝。
この日はバスで学校へ行くことに。
京都は地下鉄が不便な代わりに、バスがかなり発達しているみたい。ていうか発達しすぎて網目が細かく、ヨソ者は路線図で確認しないとわからない。私は確認したけどあんまわかってなかった。まっすぐ向かうかと思えば突然手前で曲がったりして、昔のチクタクバンバンを彷彿とさせる。
結局この日もえときょんがバス停までついてきてくれた。
朝からヒゲ隊長の笑顔を見られて非常に縁起が良い
寺から5分少々歩いて大通りに出て、堀川今出川のバス停で乗車。ものの10分程度で百万遍に到着。
バスの本数とか渋滞とかあれこれ心配したがまったくもって杞憂。
私は朝食をとるために悠々と吉野家に入り、牛丼(並)玉子みそ汁を注文した。
ここで私が有権者の皆様に訴えたいのは、京都の吉野家は東京よりもおいしかったということ。これはガチ。
濃すぎず薄すぎず味のバランスがとれていて、朝飯にちょうど良かった。みそ汁も関西風のダシだったが、私の舌には異様にフィットした。
あともう1つ訴えたいのは、京都の吉野家はシャワートイレつき。
こうしておいしい朝食と快適なトイレを堪能し、ゆとりをもって試験場に到着。完ぺきすぎる流れ。
というわけで2日目の1時間目刑事系スタート。
刑法1問目は総論中心、2問目は各論中心。
刑訴は、要するに強制採尿に必要な令状について、最高裁の考え方を踏まえて説明させる問題。
刑法1問目は、ストーカー男が強姦目的で女子大生のマンションに侵入し、布団に乗っかったところ、そこで寝ていたのはその日たまたま部屋に潜り込んでいた弟。取っ組み合いの末ストーカーが逃げ出すと、玄関のところでちょうど帰宅した姉と交錯。弟が姉を助けようとして何かモノを投げつけたが、ストーカーではなく姉にぶつけてしまったと。論点を拾うこと自体は難しくない。時間との兼ね合いでどの程度書くか。
女性を強姦しようと思って布団の上に乗っかったら男だった話(不能犯)以外は、どの立場に立っても結論に差が出にくい論点ばかり。それでも、刑法総論は理論面の説明が大事ということなのであれば、私の答案は平均を下回るだろう。
刑法2問目は、禁制品や不法原因給付など不法な利益を対象とする財産犯を中心に検討する問題。加えて、不可罰的事後行為など吸収評価されるであろう行為の処理も問われていたと思う。内容はともかく、拾うべき事実については漏れなく拾っていると思うので、平均を下回ることはないかと。
刑訴はもう、そのまんま。答案1ページ目の半分くらいしか書き様がなかった。11問中、足切りラインが最もチラつく1問。たぶん偏差値で点数が決まってると思うんだけど、他の人も似たような答案なはず。
刑事系が終了した時点では手ごたえを感じていたが、今振り返ると、さほど飛び抜けたというほどでもない気がしてきた。
ま、それも「刑訴で足切られませんように」ってのが前提の話だけど( ;´Д`)
休憩時間はきのうとほぼ同じメニューの昼食を済ませ、最後の商法に備える。
ここの商法は会社法と手形法が1問ずつ出る傾向にあるという(私がそのことを知ったのは大体1週間くらい前なのはいうまでもない。)。
会社法は本試験で必ず出題されるのに対し、手形法は今ほとんど全く出ない。
ということで、若い人はやらない。てことは、
若くない私超有利。
ていうかもう、私クラスになると(←流行らせたい)やんなくても書けるんですよ。
この休み時間にサクッと本を見直しでもすれば、ダメ押し確実と言わざるを得まい。そう思ってテキスト買って行ったのに、豪快に寺にワスレタorz
会社法は持ってきてたが、条文を引ければ大体OKなのであまり・・・。
まあ、しょうがない。
ここまできたんだからベストを尽くそう。
俺の基本書
わかりやすい図解
しかも超かわいい
これも昨日の民訴本と同様、なかなか良いと思いますけどね。
でも恥ずかしいので人目のつかないところで予習。
てことでラスト商法の時間スタート。
1問目は法令、定款違反があった場合の株主総会決議の効力を小問4つで問う問題。かなりヘビー。
2問目は商号の続用があった場合の営業の譲「渡」人の責任に関する問題。
・・・
おっと?
手形が見当たらない。
商法1問目は、小問4つのうち、4つ目が会計監査人の報酬に関する総会決議の効力を問うもので、誰も見たことないであろう事例。
唯一手がかりとなる条文が399条。小問3の論理を応用することが求められていたのであれば、たぶん間違っていないと思う。迷ったところで何も出てこないので決め打つ。
決断に時間がかかったが、このときが一番楽しかった。
商法2問目は、手形で若手に差をつけるつもりだった私は、非常に損した気分だった。
まあ、たしかに。こういう展開は旧試でありがちなパターン。それにしてもこの大学はどんだけ旧試好きなんだと。結局出題者側としては、商法総則ならベテランと若手の差が出にくいという狙いがあったのかもしれない。
内容は、鰻屋を長年営んだAが、店ものれんもそのままに従業員Bに営業譲渡して田舎に引っ込んだが、そのBが取引代金を払わないまま失踪したので、その取引相手がAに請求したみたいな(再現不正確)、それを商号の登記の有無で場合分けして問う問題。
正直自信ない。
商法総則こそ、事前に準備しなくてもなんとかなる分野であるが、私の場合は本当に準備しないから誰でも知ってる最低限のことをフツーに知らなかったりする。
商法第14条 自己の商号を使用して営業又は事業を行うことを他人に許諾した商人は、当該商人が当該営業を行うものと誤認して当該他人と取引をした者に対し、当該他人と連帯して、当該取引によって生じた債務を弁済する責任を負う。
本問はこの14条を使えばいいと思うのだけど、私は10分くらいずーっと、
商法第17条 営業を譲り受けた商人(以下この章において「譲受人」という。)が譲渡人の商号を引き続き使用する場合には、その譲受人も、譲渡人の営業によって生じた債務を弁済する責任を負う。
こっちの条文を眺めてましたから。この2日間の疲れのせいで、譲「渡」人と譲「受」人の見分けがついてなかった。
どこをどう見ても17条をそのまま適用して終了にしかみえない。
そんなはずはない。
でも17条をそのまま適用するとしか思えない。
でもそんなはずはない
とループ。そしたら10分後、その真上にあった14条にやっと気づいた。しかしそこからまた10分間、
14条と17条が両方適用されるようにしかみえない。
そんなはずはない。
でも両方を適用するとしか思えない。
でもそんなはずはない
と条文の見間違いに気づくまでループ。
1問目の処理と合わせて結局合計1時間消費。1時間で2通書かなければならないという、最後の最後にわかりやすいピンチ到来。しかし不思議とやっちまった感はなく、むしろ楽しんですらいた。
ズザー
やっとモーターのコイルがあったまってきたところだぜっ
このとき私はいわゆるゾーンに突入。私のボールペンからは、おそらく金田のバイク的な光が出ていたはず。隣のギャルがまぶしそうにしているのがわかった。
しかしあれだぜ。
もう早く少し光れよ。
ていうか手形(ry
結局40分で1問目、15分で2問目の答案を書き上げた。終わってみればちょうど良かった。よくわからないところはある。しかしそれは他の人も一緒だと思う。それはさておき。
嗚呼。
終了~∩(´∀`)∩
ここであらかじめ言い訳しておくと、2ちゃん情報によれば、
法律試験科目が550点(50点×11問)
適性試験が50点
書類審査が450点
以上合計1000点ということらしく、書類審査の割合が異常に高いとか。
書類審査の中身は不明だが、学部成績と自己評価書くらいしか点数のつけようがないのではないか。
TOEICの成績なども任意提出できるが、私はそんなものは出せない。「TOEIC」なのか「TOIEC」なのかすらもよくわからない。
2ちゃん情報であることを抜きにしても、ここの大学院の合否がブラックボックスと言われているのは確かみたい。
なので、落ちたとしても、くれぐれも私を馬鹿にしないように。
そんなことより終わったああああああああ。・゚・(ノ∀`)・゚・。
Englishmen In New York(3日目 2/2)へ
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説明しよう。
5時半試験終了。6時前に大学を脱出。
まず、初日のホテルに戻り、預けていた荷物を受け取る。そこでえときょんと合流。
次の宿である妙蓮寺の門限が9時。
ここでいう「門限」とは、チェックインのことではなく、9時以降は入退出不可ということ。
and妙蓮寺にはお風呂がないので銭湯に行く。
以上を総合すると、
試験が終わってから2時間半以内にメシを食って、場所のよくわからない寺を探し出しそこからやはり場所はわからないがたぶん近くにあるらしい銭湯を見つけて一風呂浴びて寺に帰らなければならない
ということ。
加えて、私は着替えを追加するため是非ユニクロに寄りたい。
ホテルの従業員に聞くと、最寄りのユニクロが河原町にあるらしい。さっそく向かう。
ホテルから地下鉄1.5駅分くらいの距離というので歩くことにしたが、
気温高め
+厚着
+重い荷物
+土曜の人ゴミ
+試験疲れ
=汗まみれ
正直、このときはかなりイライラした。
人ゴミ業界の中でも、土曜の人ゴミほど人をイラつかせるものはなかろうて。
ただ、さすがは京都。
道がわかりやすいおかげで、すんなりユニクロ発見。
チャチャッと長袖2着を購入し、残り2日間の快適を確保。
しかし時間はない。メシ屋探して商店街を練り歩く。
せっかく京都に来たのだから京都らしいものを・・・と思っていると、それっぽい汚なトラン発見。
バッと入ってにしんそばを注文。この時点で大体午後7時。
にしんは苦手だったが、ご当地モノだからと食べてみると意外と美味しかった。
けど、ソバはゆですぎかな。一杯700円。観光地価格。
すぐ近くに本能寺発見
残るミッションは寺探しと銭湯。
ここで華麗にヘイタクシー。
運ちゃんも寺の場所はよくわからないというので、とりあえず近くの大通り沿いのローソン前で降車。
えときょんがローソンの店員に道を聞いている間、私はきのこのクリームグラタンをマッハで食い足す。
このときドリアを買ったつもりなのに蓋を開けたらグラタンだった。
べつにそこまで慌てることはなかったのだけど。
どうだった?
わからないです。あのバイトの姉ちゃん、全然詳しくないです。
タクシーの運転手が知らんのはまだいいとして。
近くのコンビニの店員までわからないってドユコト?地図だとすぐそこだぜ?
っていうかその寺本当にあんの?
っとにさあww
って言いたくなるくらい、
すっごい近くにありました妙蓮寺(´・ω・`)
ローソンから徒歩1分(´・ω・`)
うん、よかったよ(´・ω・`)
静まり返った寺の敷地に、いかにもよそ者が来ましたみたいな足音を響かせながら奥へと進む。
矢印の先の建物に御免下さいと入ると、住職の奥さんらしき人とそのお子さんがお出迎え。簡単な説明しながら部屋へと案内してくれた。
一泊3800円でこの広さなら、いわゆる「当たり」といって良いのではないでしょうか。上出来なんじゃないでしょうか。きのうのホテルはフツーに狭かった。
冷蔵庫もエアコンもちゃんとあるし、そして何より超静か。テレビがないけどむしろ全然おk。
お勤めは朝6時半ころになってますので、気が向いたら参加してみてください。
ハァィ>(・∀・)(・∀・)
参加する意思がさらさら感じられない「ハァィ」だった。
お勤めとは、要するに仏壇の前でお坊さんがお経を唱えられるのでその後ろで30分くらい座る超簡単な修行みたいなもの。
私今回初めて知ったのですが、お寺の「宿坊」とは、宿泊とお勤めの参加がセットのものらしい。でありながら、お勤めの参加は任意という(寺によるかも?)。
お勤め目当ての人がどれだけいるのか不明ですが、今回我々がいたときの客層は小さい子供連れからカップル、女性1人までいろいろでしたね。
この時期であっても、宿坊なら意外と確保できる。困ったとき、あるいは長期間安く連泊したいときの裏技として知っておいて損はないかと。
一応ここの宿坊には、温泉が近い&回数券サービスという特典があると聞いてまして。
「温泉」いわれたら、混浴とはいかないまでも露天とか意外といい感じの風呂を期待したっていいんじゃないですか?お寺ですから。
宿坊知らなかった私でも期待していいんじゃないですか?
寺から歩いて5分弱、温泉発見。
(=´ω`=)・・・
私は今のところ人生の半分以上銭湯通いでしたけど、ただの銭湯なのに「温泉」を名乗っていいとは知らなんだ。
チッ、写真でも撮っとくか。
今見ました?出てきたカップル。
あ”?
私たちと同じ風呂桶もってましたよ。あれも妙蓮寺(の客)です。
うん・・・?
何するんでしょうね?
エ~!そこは大人として想像力を遮断していこうよ。
え~w でもめっちゃ気になりません?w
何度でも言うが私は明日も試験。気にしたくないから気にしないんだが、まあそれはそれで人間が小さいか・・・。
とかなんとか考えている間に、番台の爺さんと楽しく会話を弾ませるえときょん。
どこからきはったん?
東京なんですよ~w
京都大好きを自認するだけあって、観光客よろしく行く先々で現地の人に話しかけまくる。頼りになるっつうか怖いっつうか。
根っから東京人の私は、会話に参加するそぶりを微塵も見せずスーーッと浴場へ逃げる。
店の外観どおりの古い浴場で、他の客はオッチャンと子供の2人だけ。
カランへ注ぐ水とお湯のバランスとるのが難しい。シャワーは他との兼ね合いで温度が急激に変化する。もちろん壁に固定。私が昔々銭湯通いをしていた、本当に初期の頃のようなボロさ。
時折、天井から冷たい水滴が肩に落ちてくるのが妙に気持ちいい。
女湯方面から飛んでくる、「もう出るよ~」というお母さんの声。
小さいころは、バスクリン入りで泡がブクブクなってると、湯船が底なしに見えて入れなかった。
なんてつい、思い出風呂に浸ってしまった。私の通っていた銭湯は全部なくなっている。
風呂から上がって髪をドライヤーしていると、えときょんが自慢げにコーヒー牛乳を飲んでいる。
どうすか?風呂あがりはやっぱコーヒー牛乳が定番でしょw
そうなんだ、いくら?
200円ッス。
へえ。高いね~。
こんなもんすよw
うちは貧乏家だったから、風呂あがりに200円もするコーヒー牛乳など飲んだことはない。
私のノスタルジー要素にひっかかってこないのでやめといた。
そして8時50分ごろ。
寺に戻り、明日の準備をして寝ることができましたとさ。
めでたしめでたし。
Englishmen In New York(3日目 1/2)へ
と思いきや。
朝7時起床。
そして就寝。
朝7時5分起床。
やはり就寝。
朝7時10分。あー。
メンドクセー
俺は何のために京都に来た?
誰かに勝つため? (´・ω・`)
己に克つため? (´・ω・`)
じゃあ、なんだ?ネタか?
(*´∀`)
なら起きるしかないよな。
ネタのためなら頑張れる私。
前回の記事のヘビーさから、このときの気分をお察しいただきたいところ。しかも朝から雨。もし1人で来てたら、雨音に抱かれてそのまま眠りに堕ちていただろう。あるいはRAINDANCEが聴こえて無口なサヨナラが闇を照らしていたかもしれない。いやホント危ない。
ホテルで朝飯
この土日は日本が全体的に雨模様で、京都も最高気温20度を越えそうな勢い。なのに、あまり汗をかかないことを想定して、着替えを少なめにしてしまった。
そういう微妙なやっちまった感の中で出発。
えときょんが大学までついてきてくれるという。
私がちゃんと電車に乗れるか心配らしい。
なんていい奴。・゚・(ノ∀`)・゚・。
まあでも、試験受けるのが自分みたいな奴だったら、私も心配でついてくかも。
(ノ∀`)
雨の出町柳
集合時間ちょうどになんとか試験場へ到着。
えときょんありがとう。
受験者は大体400人ちょいで、教室は2つに分かれる。
国立は頭の良い若手が多いと聞いていたが、室内をざっと見た感じ、そんなアウェー・アウェー感はない。
ていうか私の隣席は黒ニーハイのギャル。キタコレ。
ただ、見た目のギャルギャル感とは裏腹に、参考書のページのめくり方からしてかなりできるオーラ。これが頭の良い若手というやつか。
まもなく試験官が試験上の注意を読み始める。
荷物をイスの横ではなく自分の下に置けとしつこく繰り返していた。あと、シャーペンと消しゴムもカバンにしまえという。問題用紙にシャーペンで下書きする派の私にとっては微妙に負担。また、私の机にだけ試験用六法がないことに気がついた。通常は予め各机ごとに置かれているものだが、ここはどうやら教室の前の棚に自分で取りに行けということらしい。どことなく高圧的なシステムに少々面食らった。
さてここで試験の概要を説明すると、
1日目
公法系(憲法2問 行政法1問)3時間
私法系(民法2問 民事訴訟法1問)3時間
2日目
刑事系(刑法2問 刑事訴訟法1問)3時間
私法系(商法2問)2時間
以上合計11問の論述式試験。
一番怖いのは、満点の40%未満の科目が1科目でもあると足切りになるいうこと。
2問ある科目ならどちらかの問題でカバー可能だが、1問だけの科目はその問題がわからない時点でそのまま終了のゴング。
ここで驚くべき事実を申し上げますと、
なんと私、
今まで行政法の答案を書いたの1回ダケ~(*´∀`)
わざわざ京都まで来てしょっぱなの行政法で終了とか、いくらネタでも体張りすぎ。
前日の夜に発狂しかけたのはそのせい。
一応事前準備のほとんどを行政法に費やしましたものの、それもあくまで割合の話。
ちなみに憲民刑はノータッチ。
ノーパンチ松尾
てことで1時間目公法系スターーート。
憲法1問目はコンビニの営業規制の比較問題。
2問目は最高裁判所と内閣の法案提出権の比較問題。
行政法は、行政手続法の一行問題。
行政法はまさかの行手。まさかの一行。受験生のレベルが低いことを想定したのか、事例問題でなくて助かった。条文を引いておけばとりあえず足切られることはあるまい。
とはいえ、行手は全く想定しておらず、最後に念のため準備したところ。助かったというか、危なかったというか。
憲法2問目は、すさまじく旧司過去問のコピペ。作成者はやる気あんのかと。
以上の2問に比べて、憲法1問目はちょっと頑張っている。
深夜にコンビニでたむろする若者がゴミや騒音を撒き散らすので、特定地域の小売店舗の営業時間につき、夜11時から朝5時まで禁止する事例。
それと、都心からの移住者や自然を体験したい旅行者を呼びたいという山村が、便利すぎるコンビニの進出を未然に防ぐため、特定地域以外の小売店舗の営業時間につき、同様に禁止するという事例。
これらの合憲性を比較しながら論じさせる問題。
前者の事例が狛江市の多摩川バーベキュー禁止条例に似ていてちょっと面白いのだけど、比較で書くのは少々面倒。違憲審査基準の論証には分量を割かず、両事例の比較分析に重点を置いた(つもり)。出来としては平均以下かも。この時間の3問合わせれば平均点付近には収まったと思う。
旧司のように2時間2問で書くよりはかえってゆとりがあるのではないかと予想していたが、単に苦しみが1.5倍なだけだとわかった。
まあでも、最大の難関をしのいでホッとした。
昼飯
次の科目まで軽く知識の確認をしたいところだが、疲れてるのでなるべく体力を温存したい。
というか性格上、
もう無駄っしょw
見ても見なくても同じしょw
やめよぜwww
なwwww
と周りを道連れにするタイプ。
それにしてもさすが関西なのかそれとも若いからなのか、おしゃべりをしてる学生が多い。
勉強している人は、やはり自分のノートを見返している人が多い。中には辰巳の「えんしゅう本」を見ている人もポツポツいて意外。
まあ、仲間っちゃ仲間なんだけど、やっぱああいう予備校モノに頼ってはいけないなとつくづく思う今日この頃。
確かに答案を書く上で即効性があるのだけど。結局、一見無駄に見えることも地道にやるほうが近道だよなと。本当にイチローは正しいことしか言わないよね。
ちなみに私が持参した民訴の参考書がこれ。
どうですこの基本重視。
私クラスの達人ともなると、この程度の本で十分。
冗談はさておき。
旅行の1週間前に紀伊国屋で発見しまして。必要最低限の知識が非常にわかりやすく整理されており、意外と名著ではないかと。
旅行に必要な名著って一体なんなんだって話ですが。
まあまあ、見てくださいよこの
かわいらしい絵を
(笑)
実際問題、下4法は基本的なことしか問われないのだけど、ここまでシロート臭ハンパないテキストを見ている奴を試験場で見かけることはまずないだろう。まあ、そういう意味では?私も京都に爪痕残してきたっていう手応えはあったね。
そんなこんなで2時間目スタート。
民法1問目は他人の財産が勝手に処分された場合の転得者保護の要件について、権限濫用事例と越権代理事例を比較させる問題。
2問目は、詐欺取消後の不当利得返還請求権が対抗し合う状態における同時履行関係、危険負担等の処理を問う問題。
民訴は訴訟契約に関する3つの事例について問う問題。
民法2問目はやはり旧司過去問をほぼトレースしたような問題(たぶん)で、民法1問目はさすが〇大という歯ごたえ十分な問題。落ち着いて事例分析できたとして、その後どうやって比較しつつ論じるか。構成が非常に難しい。「えんしゅう本」に頼るような人は、かなり手こずるはず。
民訴の訴訟契約は・・・もう、予習もいらないような論点(たぶん)。気をつけるとすれば、訴え取下げの合意に、その後の訴えをしない旨の合意もついていることを見過ごさないことと、争点整理手続について当事者が弁論準備手続を指定するという誰も見たことがないであろう論点で慌てないことくらいでしょうか。
この時間はけっこうハードだったんじゃないですかね。試験中、隣のギャルの手が止まってたのがわかってちょっと萌えた。
これは「君、かわうぃーね」
うーん。
この時間に関しては相対的に浮いたと思うんだけど・・・w
午後5時半、1日目終了。
しかしこの日大変だったのはここから。
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